【2018年2月修正・再掲載】
好きな事を仕事にするとか、最近特に流行ってる?ワードですよね。
自分は今の仕事が楽しいし、その楽しい仕事のための雑務も何とか我慢できてます。
でも今の前の仕事は毎日憂鬱で、特に月曜の朝は本当に死にたいくらいでした。
自己啓発系の本は沢山読んだのですが、どれも似たような事しか書いてない。
ただ、一つだけおもしろい事が書いてある本があったんですよね。
一見相当バカバカしいと思える内容なのですが、実際にこの本を読んで価値観は180度変わりました。
それが今の仕事を始める1年くらい前だったんですよ。
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楽しいフリをする
みなさんこんにちは、ほぼフリッパーのカケヅカ(@kakedukzss)です。
今回は本を紹介するアフィリエイトでもないし、自己啓発系の文章を書いた訳でもありません。
これはハッキリ言ってカミングアウトだと思ってます。
タイトルにあるように、今の仕事を辞めたいとか、まったく楽しいと思えないという気持ちは自分の事でした。
本当に毎日何かに当たり散らして、自分の境遇は自分のせいではないと思い込んでたんですよ。
日々の仕事は苦痛でしかなく、仕事中に笑う事などまったくありませんでした。
まあ、愚痴を言い出すとキリが無いので結論を先に言ってしまいますが、毎日の仕事がおもしろくないなら、仕事がおもしろいフリをする事です。
このフリをするというワードは自分の中で今でも大事にしている言葉なんですよ。
その事はこの後で改めて書きますね。
怪しい本
実は別の本を買って読んでみたところ、非常に興味深い内容だったので他の著書も数冊買ってみたんですよ。
最初はメンタルを強くしたくて、そっち系の本を探してたのですが、結局日々の仕事について考えてしまうんですよね。
この本の著者、西田文郎さんという方なんですが、あの北京オリンピックで女子ソフトボール日本代表のメンタルトレーナーを努めた事でも有名な方なんですよ。
この時チームは見事に金メダルに輝いたのですが、それは本を読んだ後に知ったことでした。
その時読んだ本はメンタルトレーニングの本で、当時の自分はマラソンにハマりかけてたんですよね。
でも、それは本当に自分がやりたい事ではありませんでした。
それはその関連で買った別の本を見て意識が一気に変わり、本当にやりたい事に気付くことになるんですよ。
そのキッカケになったのが「おもしろいほど成功するツキの大原則」という本。
なんと言ってもこの本の趣旨が、「ツキこそすべて」というものですから(笑。
これは相当に怪しいですよね。
でも、本の冒頭から一気に引きこまれます。
隠し続けた本心
自分が本当にやりたい事をできるようになったら、その経緯をどこかで話そうと思ってました。
それまで自分の境遇を変えたいけど、どうして良いかわからないし、特別な能力もないヤツがそんな簡単に環境を変えられる訳がないとあきらめてました。
自分が本当にやりたい事が何なのかも、まったく自覚してなかったんですよね。
ただ、この本に書いてある事はその時の自分には、ガツーンと響くものがあったんです。
以下引用
① 「ツキのない人」の努力はいつまでも開花しない
② 「ツキのない人」の努力は苦しくつらい
③ 「ツキのない人」は、いずれ努力することに疲れる
④ 「ツキのない人」は、やがてツキのない人生に納得してしまう
⑤ 「運のない人」は、不運が当たり前になってしまう
⑥ 「運のない人」は、不運の枠の中で物ごとを考えるようになる
⑦ 「運のない人」は、不運を美化し、ますます不運になっていく
引用ここまで
とにかく当時の自分はこうでしたから、長年の意識を変えるべく一大決心をしたんですよ。
それが自分を騙すこと(笑。
つまり演じるんですね。
その時はひたすら仕事が楽しいフリをし続けました。
ここで「楽しいフリ」が出てくる訳です。
実際はそれまでの仕事と変わらない事をやってるのですが、楽しいフリをする事で、本当に仕事が楽しいと思ってる人からお呼びが掛かるのではないか、と言う妄想があったんですよね(笑。
まあそれも本の内容にあった事を実践しただけでしたが。
この時の自分は毎日それまでの本心を殺して、ひたすら楽しそうに仕事をする自分を演じてました。
楽しい自分を発信すること
それにしても、当時の自分はSNSを一切やってなかったので、楽しそうに仕事をしていても、普段顔を合わせる人以外には伝わらないと考えました。
そこで無料ブログで仕事の内容などを書き始めます。
それと同じころ、会社のホームページを作るという作業を並行してやってたので、書いたブログをホームページとリンクさせて少しでも発信しようともがいてたんですね。
でも実際にホームページを作る作業は楽しかったし、ブログに文章を書くのも全く苦にならなかったです。
そして本来ものづくりは好きだったので、好きなものを作ってる時は夢中になってできたんですよね。
単価と納期が決まっていて、担当者にうるさい事を言われながらやる仕事が死ぬほど嫌いだっただけ、という事に後になって気付く訳です。
ここでまた本の内容を引用させてもらいます
引用ここから
① 「ツキのない人」といると、ツキのない考え方になる
② 「ツキのない人」といると、不満だらけの感じ方になる
③ 「ツキのない人」といると、ツキのない友がたくさんできる
④ 「ツキのない人」といると、ツキのない事が当たり前になる
⑤ 「ツキのない人」といると、ツキのある人間が悪者のように思えてくる
⑥ 「ツキのない人」といると、運は一生めぐってこない
引用ここまで
これを見ると、当時自分のまわりにはツキのある人間が全くいなかった事に気が付くんですよ(笑。
なので外に向けて楽しくて仕方がないという自分を発信し続けたんですよね。
でもそれって、辛い事を発信するよりも全然楽でした。
実際にラダーなどを作ってる時は最高に楽しかったですし、自分の考えたものを図面に起こしたりする作業は本当に楽しかったので。
なので、近い将来釣り関係のものを自分でデザインして、実際に自分の手で作れたらどんなに楽しいだろう、という妄想をしながら発信を続けたんですよ。
その時は死ぬほど嫌いな内容の仕事の事は一切伏せてましたね(笑。
自分はツイてると思えるか
この本「ツキの大原則」の中で、ツキこそすべて、という件が何度もでてくるんですよ。
冒頭からして、
「もしかすると今あなたは、「ツキも実力のうち」、という困った言葉を思い浮かべたかもしれません。それが大きな間違いなのです。ツキは実力のうちなどではありません。ツキこそ正真正銘の実力なのです。」
という(笑。
これを見て、まずは相当に胡散臭い内容を想像しましたね。
でも、なぜか先が気になって仕方がないんですよ。
そして読み進めていくうちに、自分の人生に当てはまる事があまりにも多く、そしてその改善策が具体的に書いてあったんですよね。
おそらくこの本は、現実に成功している人が読んだ方がおもしろいかもしれません。
自分自身の答え合わせになるからです。
はたして、今自分がツイてると思えるでしょうか。
当時の自分はまったく思えませんでした。
それが今、その事が遠い昔のように、まるで過去が存在しなかったように錯覚するほど充実してます。
これに関しては演じてる訳ではありませんよ(笑。
楽しくなるのは無料なので
今、仕事に行き詰ってる方や死ぬほど仕事が辛いと思ってる方。
まあ、怪しい勧誘でも何でもないですし、無料でできる事なので、ぜひ無理くりにでも楽しいフリをしてみてください。
そしてそれを世の中に発信してみて欲しいのです。
それを見て、楽しい事をしている人が近づいてくると信じてみてください。
確証は何もありません。
ただ、自分がそうだったというだけです。
そして今の自分はネガティブな思考の人とは絶対に付き合いたくありません(笑。
一度抜け出すと、もうそっち側には戻りたくないんですよ。
今は日々楽しい事しかありません。
釣り関係のものづくりで生計を立てられて、大好きなバスフィッシングは仕事になりました。
結果的に自宅兼工場は新築して、家族七人で自由にくらしてます。
まあ、大変な事は少なくないですが、それも含めて楽しいと思えるんですよね。
以前の仕事と比べれば、天と地の差ですから。
そしてそれは、ほんの1年の間に起こったという事です。
みるみる自分の人生が変わるのは、本当に他人事のようでした(笑。
それらはすべて思考の問題だと思ってます。
本の中にもありますが、「世の中の大事な事はほとんどタダで手に入る」、という事ですね。
怪しい商材も胡散臭いセミナーも必要ありません(笑。
もちろんこの記事を読むのは無料ですしね。
どうかダメ元で良いので、仕事が楽しいフリをしてみてください。
続けてるうちに何かが変わると信じてます。
