【2018年2月加筆修正】
まあまあ無責任な記事になりますので、どうしても今の仕事をやめられないという方は読んでもらわない方が良いかもしれません。
小さな行動を起こせば誰にでもチャンスが来るというお話です。
そのチャンスが来た時に掴み獲れる準備の仕方をアドバイスしますね。
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目次
目の前のチャンス
みなさんこんにちは、ほぼフリッパーのカケヅカ(@kakedukzss)です。
自分は現在バスフィッシング用リールのパーツ製作の仕事をしています。

それは約四年前に以前の仕事から方向変換したんですよ。
元々両親が経営していた町工場を家族と少数の従業員とでやっていたんです。
それまでは溶接の仕事だったので、釣りとはまったく関係ありませんでした。
今の仕事が出来てるのはリールカスタムメーカー・HEDGEHOG STUDIOの社長との出会いがあったおかげなんですが、その出会いは突然でした。
社長から一本の電話を頂き、それがキッカケで今に至るんですよね。
なのでラッキーだった訳ですが、そのチャンスを掴む準備は自分の中に出来てたんですよね。
全くその準備ができてなかったら、目の前のチャンスを掴もうともしなかったかもしれません(笑。
小さな行動
心の中に「釣り関係のものづくりに関わって食って行きたい」、という思いがあったんです。
でも業界に知り合いなんていないし、その時全然違う仕事だったので、それを捨てて全く違う仕事をするのは想像もできませんでした。
ただその時、趣味レベルで【レンタルボート用ラダー】を作ってネットオークションで売ってたりしてたんです。

それが商売になるとは全く考えてませんでしたが、その時覚えたてのパソコン作業を睡眠時間を削って夢中でやってましたね(笑。
ありがたい事にラダーは出せば完売という流れができて、他にも何か作れないか考えてました。
でも本業の仕事があったし、当時二人(現在は3人)の子供はまだ小さかったので、平日夜と日曜祝日は自分の時間はまったく無かったんですよ。
釣りの道具を考えたり作ったりするのは、平日子供を寝かせてから夜中にやってましたね。
副業
ある日HEDGEHOG STUDIOの社長から電話を頂き、ネットで自分の作ったラダーを見てくれて、欲しいと言ってもらえたんですよ。
それをキッカケに色んなお話をもらったんですが、本業の方が忙しく、まだ釣り関連の方は副業的な位置づけでした。
しかし東日本大震災の影響で工場兼自宅が大ダメージを受け、立て直す事になったんです。
チェック東日本大震災から5年 まるで昨日の事みたいに感じます
その時に大きな借金を背負い、どうせ一度死んだと思ったので、思い切って釣りの方を本業にしようと思ってしまったんですよね(笑。
それまでは副業的にやっていた釣り関連の仕事をやるために、それまでの溶接の仕事は一切断って設備も処分してしまいました。
新たに切削用のNC工作機を導入したので、それの使い方を覚えなければ食っていけない訳ですから。

リールパーツを作る仕事を始めた最初の1年くらいは、独学で必死に仕事を覚えていきました。
もしもそれまでの仕事と掛け持ちしていたら、絶対に両方ともつぶれていたでしょう。
家族の説得
ある意味一番の難関は家族を説得する事だったかもしれません。
快く背中を押してもらえれば何の迷いもなく仕事に打ち込めますからね。
自分の場合は嫁ブロックはほとんどなかったので、むしろ障壁は同居している両親でした。
昭和前半生まれの両親にしてみれば、”釣り”なんて遊びの代名詞であり、それを仕事にする事などありえないという雰囲気でしたね(苦笑。
今となっては笑い話?ですが、どうしても釣りの仕事がしたかったので、半分ウソをついて大風呂敷を広げて必死の説得をしました(笑。
とにかく動き出してしまえば後戻りはできない訳ですからね。
こうして無事(?)に、リアル背水の陣でリールパーツの製造業に転身する事になったんですよ。
チャンスは行動する人の上に降りてくる
「チャンスは誰にでも平等に与えられる」、的な事を目にする事があります。
これが本当かどうかはわかりませんが、チャンスが来た時に気付く事ができるのは人によると思います。
いや、正確には「その人に受け入れ態勢がある時にチャンスが来るかどうか」、かもしれません。
釣り関係の仕事をするための準備と覚悟があれば、ほんの小さなチャンスにも気付けると思うんですよね。
ハナから転職する気がなくて、口だけで「釣り関係の仕事がしたい」と言ってる人はチャンスに気付かないんでしょう。

まあ、わかりやすく動いてる人のところには、わかりやすいチャンスが来るんだと思います。
それこそSNSで「釣り関係の仕事がしたい!」、と公言してる人のところには、「じゃあうちで働かないか?」という話もしやすいですからね。
人生は有限
いやいや、エラそうに言ってますけど、自分なんて40代半ばまで全く動かなかった人間ですけどね(笑。
学校を卒業して、就職して結婚して子供が出来て、会社では責任のあるポジションになってきて。
給料もそれなりにもらうようになってくると、なかなか環境を変えるためには動けなくなってきますよね。

でもまあ、自分のように40歳半ばにして、両親が同居で嫁と子供三人(当時は嫁のお腹に1人)という状況でも動けましたから。
自分の場合は運良くやれてますが、基本失敗前提で動いてみれば良いのではないでしょうか。
まあ転職する間の繋ぎ的な感覚で、釣り関係の仕事をかじってみるのも良いと思うんですよ。
例えばですけど、何の募集もしていない小さなメーカーさんに飛び込んで、どうしてもやりたいという意思を伝えたら、悪いようにはしないと思いますけどね。
仮にそこで採用してもらえなくても、「おもしろいヤツがいる」というスリ込みは出来ると思います(笑。
そこから話が広がって、どこかとマッチングするかもしれないですよね。
まあ楽観的な考えですが、自分から行動するってそういう事なんじゃないでしょうか。
今やれる事
さて好き勝手書いてきましたが、じつは今すぐ誰にでも出来る事があります。
もしも本気で釣り関係の仕事をする気があるなら、公言してしまう事ですね。
不特定多数の人の目につくSNSなどで、「今の仕事を辞めて釣り関係の仕事をしたい!」と。
それもちゃんと顔を出して本名でやらないと意味がないですよ(笑。
採用する側としては、相手の本気度を見てますからね。
今の会社にはバレないように、コッソリと活動してダメなら何もなかったように元の生活に戻る、というリスクのないやり方を選ぶ人は警戒されます。
いざとなったら逃げると思っちゃいますからね(笑。
特に小さなメーカーさんは手下レベルの人を求めてる訳ではないですからね。
一緒に頑張ってくれる同志を求めてるんですよ。
自分自身がリスクを背負って今の仕事をしている人が一番警戒するのが、安全地帯から話しかけてくる人ですからね(笑。

そんな訳で無責任な事をダラダラと書いてしまいました。
でも結局行動するのは自分自身です。
自分は限りある人生の残り時間を有効に使いたいと思いますが、みなさんはどうですか?
自分の強みを知る事から
もしよかったら自分の強みを客観的に確認してみるのも良いですよ。
本当に自分に合った仕事に就ける指標になるかもしれないですからね。
まあ余興代わりに自己診断みたいな事をやってみるのも職場選びの参考になるかもしれませんから、よかったらこちらの診断をやってみたら如何でしょうか。
ネットで良く見る「ストレングス・ファインダー」という自己診断テストがあるのですが、これが非常にというか、かなりガチで言い当てられます。
自分もやってみたのですが、あまりにも当たり過ぎて気持ち悪いレベルでした(汗っ。
診断結果を抜粋して紹介させてもらいますとこんな感じでした。↓
自分だけの特長的な資質
The Gallup Organizationが長年に渡って実施してきた調査によると、仕事を最も効果的に行うのは、自分の強みと行動を理解している人たちです。 このような人たちは、仕事や家庭生活で日々求められていることをやりこなす戦略的な能力に優れています。
「自分だけの特長的な資質」のレポートは、あなたのStrengthsFinderの結果に基づき、上位5つの資質を強い順に並べたものです。 全34項目中、これらの資質があなたの強みの上位5つです。
最上志向
優秀であること、平均ではなく。
これがあなたの基準です。
平均以下の何かを平均より少し上に引き上げるには大変な努力を要し、あなたはそこに全く意味を見出しません。
平均以上の何かを最高のものに高めるのも、同じように多大な努力を必要としますが、はるかに胸躍ります。
自分自身のものか他の人のものかに関わらず、強みはあなたを魅了します。
生まれついての優秀さ、飲み込みの速さ、一気に上達した技能――これらがわずかでも見えることは、強みがあるかもしれないことを示す手がかりになります。
そして一旦強みを発見すると、あなたはそれを伸ばし、磨きをかけ、優秀さへ高めずにはいられません。
あなたは真珠を光り輝くまで磨くのです。
このように、この自然に長所を見分ける力は、他の人から人を区別していると見られるかもしれません。
あなたはあなたの強みを高く評価してくれる人たちと一緒に過ごすことを選びます。
同じように、自分の強みを発見しそれを伸ばしてきたと思われる人たちに惹かれます。
あなたは、あなたを型にはめて、弱点を克服させようとする人々を避ける傾向があります。
あなたは自分の弱みを嘆きながら人生を送りたくありません。それよりも、持って生まれた天賦の才能を最大限に利用したいと考えます。
その方が楽しく、実りも多いのです。そして意外なことに、その方がもっと大変なのです。
コミュニケーション
あなたは説明すること、描写すること、進行役を務めること、人前で話すこと、書くことが好きです。
これにはあなたの「コミュニケーション」の資質がよく現れています。
アイデアは乾いた種に過ぎません。事実は、その時々に起こったことに過ぎません。
あなたは、それに命を吹き込み、活力を与え、刺激的でいきいきとしたものにしなければならないと感じます。
そこであなたは、「単なる事実」を「物語」に転換させて、それを上手に語ります。
未来志向
「もし・・・だったら、どんなに素晴らしいだろうなぁ」と、あなたは水平線の向こうを目を細めてみつめることを愛するタイプの人です。
未来はあなたを魅了します。
まるで壁に投影された映像のように、あなたには未来に待ち受けているかもしれないものが細かいところまでみえます。
あなたは、未来に何ができるかというビジョンがみえ、それを心に抱き続ける夢想家です。
現在があまりにも失望感をもたらし、周囲の人々があまりにも現実的であることがわかった時、あなたは未来のビジョンをたちまち目の前に呼び起こします。
適応性
あなたにとって今この瞬間が最も重要です。
あなたは将来を既に決まっているものとは考えていません。
将来というのは、今あなたが行う選択によって変わっていくものだと考えています。
つまり、それぞれの時点で進む方向を一つずつ選択することによって、将来を見出すのです。
着想
あなたは着想に魅力を感じます。
では、着想とは何でしょうか? 着想とは、ほとんどの出来事を最もうまく説明できる考え方です。
あなたは複雑に見える表面の下に、なぜ物事はそうなっているかを説明する、的確で簡潔な考え方を発見すると嬉しくなります。
着想とは結びつきです。
あなたのような考え方を持つ人は、いつも結びつきを探しています。
見た目には共通点のない現象が、何となく繋がりがありそうだと、あなたは好奇心をかき立てられるのです。
以上自分の五つの強みでした。
かなり抜粋しましたが、読んでて気持ち悪くなるくらい当たってます(汗っ。
あまり自分の事を深く知りたくないという方にはオススメしません(笑。
一度開いてしまった中古の本などでは出来ないので、必ず新品の本についている専用コードを入力するようになってます。
テスト自体は丸っと30分以上かかる感じなので、何かの合間にやるのは無理でしょうね。
時間を作って集中してやる事を強くおすすめします。
でも質問の内容に対して、提示された答えの中から選ぶだけなので、診断自体はそれほど大変な事はありませんでしたね。
釣りの事以外にも役に立つと思いますのでぜひ!
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