今期新しい試みとして製作している【レンタルボートラダー”スクエア”】。
近々少量ですが販売してみようと思ってます。
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新型ラダー
みなさんこんにちは、ほぼフリッパーのカケヅカ(@kakedukass)です。
2018のNEWモデルとして製作を進めているレンタルボートラダー”スクエア”です。やっぱりモデルチェンジは大変でした(笑。

これまでのリールパーツを作るノウハウをラダーのコスメに取り入れてる訳ですが、イチイチ寸法を取り直し。

手元にあるパーツを流用して作れると思ってたのですが、甘かった…。
まあ色々苦労しましたが、やっと製品化の目処が立ったような立たないような(笑。
パイプの組み合わせ
今回のモデル最大の特徴はシャフト部のパイプ形状です。
ごらんの通り、角パイプから途中で丸パイプに変わってますが、これが色んな意味を持ってして。

敏腕テスターさんの要請により、「水中での抵抗を少しでも無くすために角パイプから丸パイプに変更せい!」、と。
「でも水圧でフィンの向きが変わらないようにね」、とも。
いやいや、サラッと難しい事を言ってくれます(笑。 でもそれくらい朝メシ前でんがな。…一台だけならね(笑。
問題は数がまとまった時にどうするか、です。
パイプを継ぐという意味
プロト段階では溶接で何とか誤魔化した対応したのですが、今後の事を考えて、新しい手法を試したところ、中々良い感じ。



レーザーカットで部品を作って、隙間なく溶接する事で強度を出そうという作戦。これは良いアイデアです、我ながら(笑。
角パイプの内径と丸パイプの外径はほぼ同じ寸法。なので点で当たってるのですが、角部に隙間がありすぎて溶接が大変だったんですよね。

その隙間をキレイに埋めるのと同時に、パイプを継いだ時の強度も確保するという、ナイスなアイデア(自画自賛)。
仕舞い寸法
実は今回、例外的に予約頂いてた方に先行で一台納品させてもらってます。
かれこれ数ヶ月お待ち頂いてたので、マニアックスさんから取り扱い頂けるお話より以前の事だったんですよね。
で、その方に納品させてもらったのが今回の画像にあるもので、結構キッチリ作れてると思ってます。
やはりフィンの向きが逆向きにできるので、仕舞い寸法がかなり違ってきますね。

これならレンタルボート&エレキスタイルでの釣行でも、車の中でのスペースが違ってきますから。
ついでにと言っては何ですが、製品の発送において結構重要な部分だったりします。 せっかくショップさんで取り扱ってもらえるなら、通販の時の送料も大事な要素ですからね。
いや、まだ置いてもらえるかわかりませんが…(汗っ。
さいごに
そんな訳で完成間近なレンタルボートラダーPROスクエア。早ければ3月中に販売できそうです。
お値段はこれまでのレンタルボートラダーPROと同じにさせてもらう予定。何だかんだコストが掛かってしまってまして。
でもこれまで通り、修理は無償で行う予定です。
あまりに売れて、一度に大量の修理依頼がきたら死にますが(笑。
でも自信を持ってお勧めできる一品ですので、購入を検討頂けると幸いです。
では。
