初めてブラックバスを釣ったのが中学生の時で、一番最初の第一投目で釣れてしまったというお話を先日しました。
今回は本当の意味での記憶に残るバス釣りのお話です。
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霞ヶ浦のオカッパリ
みなさんこんにちは、ほぼフリッパーのカケヅカ(@kakedukzss)です。
千葉の野池で人生初のブラックバスを釣ったというところまでお話しましたね。
今回はその続きですが、それから社会人になっても年に数回は同じ野池に爆釣しに行ってました(数だけですがw)。
その頃は確かにバス釣りが好きでしたが、感動の一本というのとはチョッと違ってたんですよね。
まあサイズが大きいヤツは全く釣れませんでしたから。
で、そのまま20代半ばくらいまではビリヤードにハマって、あまり釣りはしてなかったんですよ。
でもある時、当時の玉突き仲間達の間で霞ヶ浦のオカッパリが流行ってて、どうもデカいサイズのブラックバスが釣れるというんです。
半ば無理やり仲間に入れてもらって、自分も手持ちの道具を持って連れて行ってもらったんですよね。
その時代の霞ヶ浦は、それはもうパラダイスのように釣れたんですよ。
デカバス
確か今から25年くらい前になると記憶してますが、当時の霞ヶ浦はバスが増え始めてる時期だったのか、数サイズ共に今では信じられないくらい釣れたんですよね。
仲間数人で午前中だけで余裕の三桁は軽く釣れてました(決して大げさではなく!)。
平均サイズは小さくても35センチくらい、普通に40後半サイズが何本か釣れてしまってました。
当時初めて霞ヶ浦に行った自分は、それはそれは衝撃を受け、あまりに楽しすぎてその年の冬にはバスボートを買ってしまうんですよ(爆。
この可哀相な泥船の話は別記事で書いてますので、哀れんで読んでやってください(笑。
今でも鮮明に覚えてるのですが、霞ヶ浦で最初に掛けたバスは確実に50センチはあろうかと言うサイズでした。
千葉の野池で釣れたのと同じ魚種とは思えないほどのギャップに驚いたのを覚えてます。
ただし、その魚は足元でバラしてしまうんですよ(泣。
キャッチできなかったので余計鮮明に覚えてるのですが、本当に魚の持ち方も知らなかったんですよね(笑。
バスの口に指を入れて下顎を持ってランディングするという事はこの後知りました(爆。
まあそう言う事で、それまで見た事も無いサイズだったので、足元まで寄せた魚をどうやって取り込むのかわからず、当時の釣り仲間の適当な口車に乗って抜き上げようとしてブレイクしてしまったんですよ。
スピニングタックルで(爆。
そりゃ切れますわ。
創世記
とにかく今ほど情報がない時代でした。
当時自分のバス釣りに対する知識は赤ん坊レベルで、小学生レベルの友達が神に見えましたから(笑。
ちなみに当時の釣り仲間はみんなそれなりに大人だったので、まあまあ高価なタックルでやってましたね。
自分は相変わらず上州屋で買った無名のロッドでやってたのですが、それでも関係なく結構釣れました。
でも最初の推定ゴーマルをバラしたのは悔しかったですね。
足元まで寄せられたのも奇跡的でしたし、手を伸ばせば口を掴む事もできたと思うんですよね。
そのデカバス(正真正銘)を足元まで寄せた時に、近くにいた神に「どうやって取り込めば良い?」って聞いたんです。
そうしたらその神はこっちを見る事も無く「抜いちゃえよ」、ってかったるそうに言ったんですよね。
自分はもう、そう言うものなんだと思ってその場で抜こうとしてブレイクしたんです。その時ロッドのティップは水面に付くほど曲がってたように記憶してます(笑。
で、ラインがブレイクしてからもそのデカバスは逃げずにその場をフラフラしてて。
で、それを見た神が一言。
「そんなデカいの抜ける訳無いじゃん! バカじゃん!?」、と(爆。
いやいや、バスフィッシング創世記でした。
釣ったバスよりバラしたバス
今から思うと、バスフィッシングにハマったのは釣った事よりバラした事が大きな理由なのかもしれないです。
人生初めてのバスフィッシングで、その最初の一投目で釣れてしまったので、人生初バスはまったく印象に残ってないですからね(笑。
本当の意味でのバスフィッシングは霞ヶ浦のオカッパリでデカバスをバラしたところからスタートしたと思ってます。
とにかく色々試しながら釣りまくりました。
魚の反応を見ながら練習できるなんて、本当に良い時代でしたね。
しかもそれなりに良いサイズが混ざりましたから、初心者にとってはこの上ない環境だったと思います。
それからは年々霞ヶ浦も釣れなくなっていき、最初の頃のようにゲーリーグラブのスプリットショットリグをテクトロしてるだけでは全然釣れなくなってしまいました。
ついにはネコリグやダウンショットを当時からやってましたが、その最初の頃の威力は半端無かったですね。
そしてまた釣れなくなって、また次の何かを考えるという。
最後に
今回の霞ヶ浦の話を聞いて、その当時を知らない方は信じられないかもしれません。
でも、自分と同世代以上のアングラーの人なら多くの人が経験してると思いますよ。
決して大げさな事を言ってる訳ではありません。
本当に良く釣れたし、大型のバスがオカッパリから釣れたんですよね。
今では禁止になっているボートドック内で、その一つのエリアだけで二桁とかね(笑。
そんな良い時代に釣りながら練習できた自分は幸せでした。
なので今後新しい釣り場が増える事はとても望ましい事です。
話を繋げてしまって申し訳ないのですが、千葉県房総半島のリザーバーが次々とバス釣りに対してレンタルボートを解禁してくれてます。
霞ヶ浦のボートドックのように、マナーやモラルを欠いた行動によって釣り禁止などにならないよう、大事に利用させてもらうようにしたいですね。
最後は変な終わり方になってしまいました。ごめんなさい(笑。
それでは。
バス釣り初心者向け記事
