先日の房総チャプターはリミットが揃わず惨敗と一年で一番得意な時期をハズしました。
やはり試合は難しいですね。
負けたヤツの試合内容には全然興味が無いかもしれませんが、いつものように管理人特権で愚痴をダラダラ書きますので、お時間のある方はお付き合いください。
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七月の亀山湖
みなさんこんにちは、ほぼフリッパーのカケヅカ(@kakedukzss)です。
先日開催された房総チャプターですが、この時期の亀山湖は本湖のギル食いバスでフリップが炸裂するはずだったんですよね。
去年トップウエイトを出した時と同じパターンを予想してました↓

しかし蓋を開けてみたら、折木沢や笹川の上流から上位入賞者が出るという異例?の事態。
自分の設定ウエイトは3500g以上だったので、その通りに釣れていたら勝ってた訳ですね。
まあ言うだけなら誰でも言える訳ですから、完全に負け犬の遠吠えです(泣。
それでも一応自分のプランをプラクティスの段階からお話させてもらいますね。
前日プラクティス
いつものように試合前日に亀山湖入りした訳ですが、台風接近という事で全域で釣れ釣れだったようです。

そんな中、自分はカバー意外の可能性も一応探ろうとしたんですが、やっぱりカバーが普通に釣れてしまうと他に目が行かないんですよね。
このあたりがダメなところです。
それにしてもこの日は新規投入のOSP・Fecoドライブクロー(クローラーじゃないよ)が良い感じで、新たに使えるワームを開拓したと思って良い気分でした。
Fエスケープリトルツインにもバイトがあったのですが、深く食わない感じだったので今回はスターターには指名しない事に決定。
でも自分の中の手駒が増えてきたのは喜ばしい事です。
ロッドは一応今回も10本用意してたんですが、結局使ったのはハリアー80とスピニングロッドのSHIMANOエクスプライド262L-Sだけ。
スピニングはボイル撃ちに使いました。
でもイマイチ詰めきれずに辞めてしまいましたね。
明日はカバーで三本獲れば良いので、リミットメイクは心配ないだろう、という慢心が翌日響くとも知らずに…。
試合本番スタート
台風で中止が心配された本戦でしたが、ほとんど影響なく開催される事になり一安心。

雨による水位変化はほとんどなかったので、朝の時点でカバーがイケるだろうという思いは確信に変わってました。
これが実際は少し水温が下がり、いわゆる軽いターンオーバーの状態だったと思うんですよね。
そこはあまり考えてなく、普通にのむらボート横のブッシュからフリップを開始したんですが、完全にノーバイト。
このスポットは規模もまずまず大きいし、絶対にバスを多くストックしてると思うのですが、この日はまったくバイトを出せませんでした。
本湖笹川方面に向かうボートが通った後だし、引き波の影響もあってプレッシャーがかかったんだと判断。
まあ本命スポットという訳でもないので早々に見切り、水が悪いエリアをバッサリ切って本湖に向かう事にしました。

意味不明のバラし連発
さて、ここからの一時間くらいはミスを連発します。
まず本湖について最初にアプローチした水産センター横のブッシュでは一投目からバイトを取るも木化け。
フッキングは完璧に決まったと思ったのですが、なぜかファイトの途中で生命感が消えてしまい、根がかりに変わってました。
その後道路下と呼ばれる松下ボート対岸から続くストレッチのブッシュに入り、ここでも反応を得たのですが、ミスバイトにフックオフとミスを連発してしまいます。
これの原因はハッキリしてないのですが、思い当たる事はひとつだけあるんですよね。
それが前日に買ったOSPFecoドライブクローラー4インチなんですが、これにもFecoモコリークローやFエスケープリトルツインと同じように1番フックをセットしてたんですよ。
まだハッキリしませんが、前日はほとんどバイトを取っただけでしたし、釣る練習をまったくしなかったので、それしか考えられないんですよね。
これについては次回検証してみたいと思ってます。
無の時間
さて話を戻します。
朝立て続けにミスをしてしまい、AM9:00を回った時点でライブウェルは空という(汗っ。
自分としてはまさかの展開に焦りまくってる訳ですが、ここから長い無の時間が始まります。
この日は本湖のバスで揃えて、マックス4キロ超えまで考えてたのですが、撃てども撃てどもバイトが出せません。
カバーテキサスをやっていて、ココまで長い時間バイトを出せないのはあまり経験が無いんですよね。
もちろん釣れないと分かってる時はバイトが無くても焦らないんですが、この日は自分の中では釣れる日という位置づけだったものですから(汗っ。
たとえそれが真夏の日中炎天下であっても、自分のやり方ならバイトを出せるという自信があったのですが…。
いつになく辛く苦しい時間でした。
時合い
いっその事大きくエリアを変えようかとも思ったのですが、自分が勝てる釣りを捨ててまで行く場所が思い浮かばなかったので、本湖のカバーをひたすらローテーションしました。
バスは絶対にいるはず(実際大型のバスを視認できた)だし、口を使うタイミングは必ず来るはず、と自分に言い聞かせてその時を待ってたんですよ。
この日の帰着地点はつばきもとボートなので、遅くともPM1:30には帰着に向かわないと自分のエレキでは間に合いません。
そしてPM1:00を回った頃、待望の風と共に空に雲がかかってきて、体感温度がサッと低くなったように感じました。
これがまさに時合いというヤツで、そこからラッシュがかかります。
短時間のうちに速攻でリミットを…、と言いたいところですが、ここでもミスを連発してしまいます。
明確なバイトが出たにもかかわらず、フッキングミス。
同じブッシュのちょっと離れたところでバイトが出て、それは完璧なフッキングから竹越しにファイトするも途中すっぽ抜け。
完全にやらかしてます。
そのままもう一本のハリアー80に持ち替えてブッシュをひたすら丁寧にロングシェイク。
この時目をつぶってたような気がします(笑。
そしてワームを持っていかれたような感じがあり、体が反射的にフッキング。
それがこの日一本目となる47.5cmのキッカーでした(長さは検量時にスタッフさんが測ってくれたもの)。

執念
ラスト一時間を切ってようやく一本目、それも待望のキッカーが出てくれました。
そのままワームを付け直してブッシュにフリップします。
時計を気にしながら、しかし雑にならないように必死でシェイク。
そして明確なバイトが出てフルフッキング。
しかし木化け。
でもラインの先にはバスが付いてるように見えます。
感触からして絶対に小さくないはず。
ここで意を決してバウの魚探を外し、デッキにうつぶせになって肩まで手を入れて魚を出そうと試みました。
しかし魚まで手が届かない。
今までならあきらめてたかもしれませんが、この日はあまりにも悔しすぎました。
さすがに潜ってまでは獲れないので、付近の竹やらゴミを掻き分けて、ロッドをシンカーに当たるまで突っ込み、バスを逆方向に押しやってやりました。
ブッシュに頭が挟まってたバスは再び暴れだし、そこから当てずっぽうにバスが出てきそうなところまで誘導してやります。
ほとんど適当でしたが、奇跡的にバスを抜く事に成功。
フックが深くガッチリ掛かっててくれたのが幸いでした。
サイズは思ったほどではなかったですが、この時は30ポンドラインが威力を発揮してくれましたね(笑。
それにしてもサイズはともかく、ここまでして魚を獲りにいく自分に驚いてます。
まだ心は若いなと思いました(笑。
最後に
これまで参戦してきて、この日ほど帰着ギリギリになった事は無かったです(笑。
桟橋に帰ってきて船を着ける時に仲間の人がロープを結んでくれて、何とか間に合いましたね。
それにしても最後の魚をあきらめる事なくキャッチし、帰着にも間に合ったというのは痺れました。
いや、結果的に上位に絡むウエイトが無い事は自覚してたんですが、やっぱりトーナメントは自分との戦いなんだと再確認しましたね。

これがトーナメントの面白さですよ。
さて、結果的にこの日ミスったのはすべてドライブクロー4インチでした。
この事については今後検証して記事にあげようと考えてますが、単純にフックのチョイスをミスっただけのような気がします。
おそらくもう少し大きな番手のフックを使ってたらもったフッキングが決まってたのではないかと。
自分の中でFエスケープリトルツインに1番というのが絶対的過ぎました。
ドライブクローは予想以上にバイトを出してくれましたので、もうレギュラーメンバー入り決定です(笑。
そんな訳でミス連発でしたが、自分的にはまたまた勉強になる一日でした。
グダグダな内容でごめんなさい。
終わります。
この日のタックルデータ

ロッド:旧TD バトラーリミテッド ハリアー80
リール:Daiwa17タトゥーラSV TW8.1L
ライン:アプロードGT-Rウルトラ30ポンド(ナイロン)
ワーム:OSPドライブクロー4インチ(エビミソブラック)ゲーリーヤマモト:Fecoモコリークロー(ブラック/ブルーフレーク)
フック:デコイ・キロフックハイパー1
シンカー:バレーヒルバレットシンカー8.8g(タングステン)
シンカーストッパー:アクティブシンカーストッパーL
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