今のワームってどれも良くできてますよね。
パッケージから出してすぐに使えるものがほとんどで、特にてを加える必要は無いと思えるものばかりです。
それはとても良い事なんですが、ちょっと味気ない気もしないでもないというか(笑。
昔はゲーリーグラブのテールを鍋で煮て超スローリトリーブでもテロテロ動くようにしたりしてました。
なつかしいです(笑。
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違うワームになる
みなさんこんにちは、ほぼフリッパーのカケヅカ( @kakedukzss)です。
昔はある時期なんでもかんでもワームを煮てた時期がありました。
JBプロになる前なので、かれこれ20年以上も前の話ですね。
今はパッケージの状態でフォーミュラーなどが添加されてる事が多いし、ブリスターパックになってる事もあるので煮ることはないですが(笑。
そのころは意味なく何でも煮てました。
とくにアメリカ発祥のワームは袋の中で形が崩れてしまってる事が多くて、煮ないとまともに動かない事も多くて。
ゲーリーグラブのテールは柔らかくなったし、スライダーワームなんかも曲がりが矯正されるというか(笑。
とにかく自分の中で煮る事が正義、みたいな時期がありました。
水押し
その頃はとにかく数が釣れる事がエラい、と思ってたんですよね。
で、煮たワームは実際良く釣れたんです。
でも、大きいヤツを釣った記憶がほとんどないんですよね。
その頃はまったく意味がわからなかったのですが、堅いワームでスローに動かすと全然動かないワームがあるじゃないですか?
名前忘れちゃったんですが、アメものでデカいカーリーテールのやつとか。
あれを煮る事でなんとかスローに動かしてもアクションするようにしてやったんですね。
でも、全然釣れなくて。
釣れないから使わなくなって、いつしか忘れちゃうんですよ。
で、ある時知ってる人がそのワームでデカいヤツを釣るんですけど、まったくのノーマルなんですよね。
パッケージから出したままのカッタイまま、しかも重いシンカーのテキサス。
当時はまったく意味がわからなかったけど、あれってつまり水押しですよね。
大きくて分厚いテールの方が動かすのは大変な分、大きく水を動かせるという。
アメリカ製のルアーって、ちょくちょくそういうトラップがあるんですよね(汗っ。
今どきのルアー
今現在の日本製ルアーは本当に良くできてますよね。
ハードルアーでもソフトルアーでも、パッケージから出してすぐ使えるものがほとんどです。
まあ、シークレット的な使い方というのはいつの時代もあるかと思いますが、出したままの状態では使えない、という事はないですよね(笑。
でも昔のワゴンセールの中には、ガチで使えないルアーってあったんですよ。
でも、その中にちょっとイジるとすばらしいルアーに変身するものもあってりして、よく漁ったもんです。
ハードルアーは難しいんですけど、スライダーワーム系は煮ると本当に別のワームになったんですよね。
その中のスライダーグラブっていう2.5インチくらいのシャッドテールがあるんですよ。
バスグラブでもない、クラッピーグラブでもないヤツがあったんですけど、わかる人いますかね(汗っ。
それを煮てジグヘッドでスイミングさせるのが当時のシークレットでした。
まあ、素人がやっと見つけたショボイ数釣りの方法を内緒にしただけなんですけどね(汗っ。
メリット少ないけど
ワームを煮るとやわらかくなって、クセが直るけど、ボディーは弱くなります。
なのでハリ持ちは悪いし、バイトがあるとパーツは取れやすいしで、たいしたメリットはないですよね(笑。
そして肝心の水押しが殺されるので、ワーム本来の性能が発揮されにくくなってしまいます。
なのでデメリットの方が多いんですけど、今はまた誰もやってないとすればチャンスかもしれないですけどね。
真冬の漁港でネコリグやるときに、エコギアストレートと煮込んだスライダーワームの3インチは釣れたんですよね。
今年の冬はまた煮込んだワームを仕込んでみようかな?

[…] ワームを煮た事ありますか? あれって良いようで○○ […]