現在切削加工中のDaiwaハンドル
スクリューキャップの1部品目が削りあがり
ました。
2部品でひとつの部品になるので、もう
1部品をこれから削るのですが、その前に
上がった部品の検品です。
今回は下仕事まですべて自分がやる事
にしてます(笑。
最後まで自分がやる事で見えてくるものも
あるんですよね。
検品方法
みなさんこんにちは、ほぼフリッパーの
カケヅカ(@kakedukzss)です。
そういえば昔から、数を数える時に回りと
対立したんですよね(笑。
仕事の仕方もそうなんですが、加工品を
数える時に、数が合わないのがイヤなん
ですよ。
従業員がいた時も、数の数え方を指導
するんですけど、自分より若い人を使った
事がなかったので、言う事を聞いてくれま
せんでしたね(苦笑。
今の仕事になってからは、実務はすべて
自分がやってるので、工場の権限は
すべて自分にあるんですが。
それでも古い人は言う事を聞いてくれない
んですよ。
高度経済成長期に商売を始めた世代
は、とにかく一秒でも早く、一個でも多く
というやり方が染みついてますからね(笑。
不良を出さないとか、製品の均一さとか
は気にしないんですかね。
自分はなるべく不良を出したくないし、
数も正確に把握したいんです。
加工品の数を数える時は、誰の目にも明らかに数がわかるように並べるべきだと思うんですよね。これをできる人がいないんですよ(ToT) pic.twitter.com/o4FMFAXzZJ
— kakedzuka (カケヅカ) (@kakedukaSS) 2016年11月19日
なので、誰が見ても間違いないように、
並べて置きたいんですよね。
逆転
まあ、愚痴になっちゃいますけど、昔は
丁寧にやり過ぎて、よく怒られました(笑。
自分の性格なんでしょうけど、加工品を
並べておいて、数がすぐにわかるように
しておくんですよ。
そうすると、そんなに時間をかけても単価
が合わないんだから、無駄な事をするな、
という事を言われるんです。
それがイヤでイヤで(笑。
それが今では立場が逆転して、不良を
作るくらいなら時間をかけてもよいから
しっかり検品するようになりました。
一列10個でそれが10列から計100個、それが五段なら合計500個、とすぐに誰が見てもわかりますよね(^o^) ついでに検品にもなるし、端数も一目瞭然。これをいっぺんに秤でやると誤差が出るし、不良も見逃す(´д`|||) pic.twitter.com/nkBJjVO13s
— kakedzuka (カケヅカ) (@kakedukaSS) 2016年11月19日
でも、長年染み付いた感覚は、直る事は
ないんですよね。
なので、検品作業は結局自分がやる事
になってしまうんですよ(笑。
それでも、良いものづくりをする上で、
数をしっかりと把握して、検品作業を
自分の思ったように出来るのは幸せな
事です。
そう考えると、今の仕事にして本当に
良かったなぁ、と思えるんですよね。
