いよいよ来週3月23日に開幕するNBCチャプター房総。
今年で2年目となりますが、去年よりはだいぶ余裕をもって挑める感じですね。
今年はなんとか一回はお立ち台に立ちたいと思ってます。
ウイニングウエイトは3キロ超え
自分は2015年からの参戦になりますが、全戦にわたってジ上位陣はサイト絡みという展開でした。

↑ JB・NBC公式サイトより
夏場を過ぎるとサイト以外のパターンもありますが、上位五名の中の数人は必ずサイト絡みのリミットを持ち込んできます。
今年もサイトフィッシングというのは大きなキーポイントになってくると予想されます。
良い魚を狙って獲るというスタイルですから、当然亀山ダムでのマックスに近いウイニングウエイトになります。
それを上回るウエイトをサイト以外で出そうと思うと相当ギャンブルに出ないと無理でしょう。
去年はウイニングウエイトが3キロ以下だったことはありませんでした。
そう考えると、ことしもおそらく優勝ラインは3キロ以上ということになるでしょう。
カバー打ちでそのウエイトを出せるのか?
過去のローカルトーナメントでは?
自分が毎週のように通っていた10年くらい前のローカルトーナメントでは3キロはけっこうなウエイトでした。
特にキロフィッシュを3本揃えるのは本当にまれで、1500以上のキッカーが入っての3キロなら、といった感じでした。
それが昨年のチャプター房総では全戦のウイニングウエイトが3キロ超え。
第二戦などは上から6名が3キロ超え。
3キロ釣ってもお立ち台に乗れないというハイレベルさ。
第三戦のウイニングウエイトは4キロ超えというすさまじいもの。
そういう自分はというと、正直にもうしあげますが、過去3本3キロというのは釣ったことがございません。

これだけやっていて恥ずかしいのですが、3本3キロというのは相当難易度が高いと感じてます。
チョッと言い訳ですが、自分的には試合でのキッカー率はけっこう高いんですよ。
写真サイズを獲るときは試合のときが一番多かったし。
2キロ近いやつを獲った試合もけっこうあるんですよね。
で、リミットが揃わないという。
まあ、なんか足りないんでしょうね…。
過去のローカルトーナメントを見ても、ハイシーズンはほぼサイト組に勝ってないんですよね。
クリアーウォーター系のリザーバーですから、当然といえば当然なんですけどね。
毎年同じではない
リザーバーの特徴として、増減水の影響というのがあります。
去年が特殊なのかはわかりませんが、シーズンを通して大減水がなかったんです。
自分が過去に通ってる時はシーズン中に必ず大減水があって、そうなると上流のサイトパターンは消滅したんですよ。
亀山ダムは発電ではなく、農地用水などの多目的ダムになります。
なので定期的に放水がある訳ではなく夏場の台風前などに計画的に放水があると思われます。

放水後にしばらく雨が降らないとかなりの減水状態になり、シャローが壊滅状態になります。
水深のあるカバーでの中層パターンはそのとき自分なりに開拓したものでした。
減水の度合いはその年によっていろいろで、あまり減水が大きくない年もありました。
でも上流部がつぶれるのは毎年必ずありましたけどね。
昨シーズンの年間を取った選手が言ってましたが、「今シーズンは減水がなかったので自分に有利だった」、と
そして、「こんな年はめったにないから来年は上流以外の釣りもレベルアップさせたい」的なことを言ってたような。
去年は去年、今年は今年の亀山があります。
得意な釣りがハマるときもあれば、物理的にそれができない状況もあるでしょう。
それが自然相手の競技のおもしろさなわけですからね。
プラではリミットの練習
今期もそれほど練習できるわけではありません。
なので自分としては今期も三振かホームランかを狙います。
しかしながら、練習のときはリミットを取ることを最重要課題とします。
昨シーズンはなんと3本リミットを一度も揃えられてないのです(恥っ。
一番惜しかったのは最終戦で、朝イチに1850のキッカーを獲ったんです。
でもバラシもあってリミットが揃わず結局平凡な順位に。
なので今期の自分の裏テーマをリミットメイクとしています。
そのためのタックルも着々と仕込み中です。
ナイスリミットかキッカーか
試合のプランとしては、キロ3本かキッカー+リミットか、のどちらかな訳です。
サイト組のプランはキロ3本揃えてからのスーパーキッカー狙い、と言ったところでしょうかね。
自分の性格としてはキロ3本は難しいと思ってます。
良い流れでポンポンとキロフィッシュが連発してくれれば良いんでけどね。
でもじつはカバーの釣りって意外とサイズは選べないんですよ。

エリアとスポットとタイミングという、いわゆる王道の考え方で狙ってるんです。
そのエリアの良いスポットだけを狙い打つというやり方です。
プライベートならそこにいるバスを全部釣るつもりで攻めますが、試合では通用しません。
レベルの高い大会なので、そこにいるイージーな魚はほぼ釣りきられてる状態です。
普通に攻めてたら釣れない頭の良いデカバスが何かのタイミングで口を使うところを狙っていく感じですかね。
なのでナイスリミットよりはキッカーが入る確立のほうが可能性あるんですよね。
必殺ルアーもシークレットスポットもないです
自分の武器は淡々とリズムよくカバーを打っていけることです。
とにかくキレや間合いを重視してます。
何かの違和感とか、普通感じないちょっとしたバイトをコツコツ拾っていく釣りですね。
なので特別はルアーのスポットもないです。
まあフリップ用の普通のタックル?に良くあるエスケープリトルツインです。
一見ただのカバー打ちにしか見えない普通に見える釣りです。
ただし続けることで何かが見えてくるというか。

手駒をたくさん持っている選手なら釣れないときは違う方法を試すのかもしれません。
そしてより釣れる方法を煮詰めていく感じでしょうか。
自分は変に器用なところがあって、それでいてガンコな部分があって。
好きな釣りをとことん押しまくって最後には帳尻を合わせる、みたいなのが性にあってるようです。
まあ、ハマれば強いという勘違いを地でいってるという。
さて、これが今期どう出るかというところですね。
中級レベルのおっさん代表だと思って頑張ってきますね。
【サイトフィッシングにやられまくってきた歴史 亀山湖の試合展望】を最後まで読んで頂きありがとうございました。

[…] KAKEDZUKA.com(カケヅカ.com) 1 shareサイトフィッシングにやられまくってき… […]