少し時間が経ってしまいましたが、先日の房総チャプターの事をちゃんと書かなくては、と重い手を動かしてます。
4日間完デコでシニカケギルと化してますが、残り少ない精気を振り絞って参戦レポートを書きたいと思います。
(必死だったので写真少な目です…)
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目次
三月終盤の亀山湖
ほぼ満開の桜の下、2018年も幕をあけた房総チャプター。
過去三年連続で開幕戦ノーフィッシュをやらかしている、ほぼフリッパーのカケヅカ(@kakedukzss)です。
千葉県房総半島のリザーバー・亀山湖で今期も熱い戦いの火蓋が切って落とされました。

毎年花粉に悩まされるオッサンの釣れない参戦レポートですが、客観的に状況をお伝えしたいと思います。
先に申し上げておきますが、大方の予想通り(?)自分はノーフィッシュの完全試合。
途中貴重な一本を掛けるも油断からのバラし(泣。
結局プラクティスからの4日間、完全に迷子になってしまい一本のバスもキャッチできずに終了となりました。

ちなみに周りの人は普通に釣れてたようで、試合の二日前には56cmというサイズもキャッチされてたようです。
天候も安定し、とにかく日に日に桜の花びらが増えていくという状況。
そんな三月終盤の亀山湖で開催された房総チャプター開幕戦を、前日三日感のプラクティスをレポートしてみます。

春真っ盛りのローウエイト戦
今回のウイニングウエイトは2405g。しかし2キロを超えたのが上位二人だけ、5位の選手で1750gと全体的にはローウエイト戦となりました。

チェック2018房総チャプター開幕戦結果
リミットメイク率は38.5%、約八割の人が魚を持ちこむという、釣れてるのか釣れてないのか良くわからない状況。
そんな試合でしたが、試合開始から自分の展開をお伝えします。
①プラクティスで魚を見たカバーか、生命反応があったシャッドか
前日までの三日間のプラクティスをザット振り返ると、少ないバイトはカバーも巻きシャッドもよりともボート周辺しかありませんでした。
根本的に春のリザーバーを何十年やっても理解できず、特にライトリグの使い方をまったくわかってないので、周りが釣れてる中、自分だけが釣れないという状況が今期も繰り返されました(泣。
なのでスタート直後からプラクティスで生命反応があった「よりとも島裏のカバー」に直行する訳ですが、三日間でワンバイトしかなかった釣りに何の破壊力も無く…。
すがるように入ったカバーに30分以費やすもノーバイト。例年水深のあるカバーの中層は春に機能した試しがないんですよね。
「やっぱりここは春の定番の釣りの方を優先するべきだったか」、という事で、プラクティスで反応があった(ような気がする)よりとも桟橋対岸のスロープ跡に向かいます。
②シャッドパターン試すも
プラクティスで反応があったもうひとつのパターン(?)でもあるシャッドをスピニングタックルで巻いてみるも、実際に魚を顔は見てないので、自分自身確信が持てずやりきれないという…。
こちらも撃沈で、すでに手詰まり(汗っ。
③スピナーベイトに巨ゴイで超絶ビビる
午前中の早い段階から思考がおかしくなってます。
「これまで自分が釣れないのは何かが大きく間違ってるから」という事で、何の根拠もなくスピナーベイトを巻き始めます。

今回持ち込んだ新作リールのひとつ、18バンタムMGL PG RIGHT(右ハンドル)で岸際を巻いてると、「ガツン」と強烈なバイトが!
シャローではたいていた巨鯉にスレ掛かりでした。久しぶりに魚の引きを味わったのが推定メーターオーバーの鯉という情けなさ。
今の時期にシャローにスピナーベイトを投げたら、そうなる事くらいわかりそうなもんですが…。
④シャローに差した見えバス探し中に…
前日までに見て回った岸際はほぼ全部鯉のはたきでアウトです。なので鯉の影響を受けてなさそうなシャローのチェックを始めたりして。
これも試合当日にやる事では無いのかもしれないですが、とにかく迷子になっていたので、「もしかしてまだ見てないシャローに魚が差してるかも」、という都合の良い期待をしてしまうんです。
じつはこの日唯一バスを掛けたのがこの時で、見えバスを探しながらスタッガーワイド3.3のジカリグを岸と平行に流してたら食ってきたんですよね。30センチくらいのヤツだったかと。

で、本当ならハイギヤのダイワSV LIGHTでやる所を、寝ぼけて18バンタムMGL PG RIGHT(ギヤ比5.1・しかも右)で巻いてたので、まんまとフッキングが甘くなりバラし(泣。
⑤完全迷子でレッグワームのダウンショット
さて、ここまで完全にリズムが悪く、SV LIGHTに変えたスタッガーワイドのジカリグもその後は無。
焦りに焦って最後はレッグワームのダウンショットをリグる始末(爆。

毎年ネストが沢山できるシャローフラットから一段落ちた3~4mラインをドラッギング気味に流しながら魚を探すも反応はまったく無く。
スーパーロコに後から聞いた話だと、今回はリグを浮かさない事がキモだったらしい。
ワカサギが少ないシーズンは場所によってダウンショットがイマイチだと言う事をまったく想定してませんでした…。
⑥失意の帰着ゼロ申告
貴重なバイトを逃し、その後何も無いまま試合終了。今年もまたゼロ申告になってしまいました。
亀山ダム合宿総評
そんな訳で四日間の亀山ダム1人合宿はほとんど魚の動きを理解できないまま完全試合終了でした。

今回の記事を書くのは本当に手が重い…(泣。
反省点は沢山ありますが、春のリザーバーの手駒が少なすぎたと言うのが一番の原因のように思います。
そしてそれを少しでも直前練習で何とかしようとして、逆にどれも中途半端になってしまったというか。
とにかく三日間のプラクティスの中で、手広くやろうとし過ぎたような感じでしょうか。
それにしても、ワカサギがいないエリアのアプローチはボトムべったりというのは勉強になりました。これは来期以降の糧になるように思います。
「春は中層」、というキーワードに固執しすぎましたね。もっと柔軟に色々出来るようにならないと。
しかしながら、苦手な時期の練習は必ず将来的に自分の資産になるはず。
駄目だった時の経験を無駄にしないためにも、しっかりとキモに命じておきたいと思います。
では。
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