HEDGEHOG STUDIOのリールメンテナンス専用ツールでハンドルノブキャップリムーバーというのがあります。
そのツールのケツに穴が開いてるのですが、何のためかわかりますか?
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みなさんこんにちは、ほぼフリッパーのカケヅカ(@kakedukzss)です。
HEDGEHOG STUDIOの中で売れ筋の専用ツールの一つ、ハンドルノブキャップリムーバーを作ってます。
今の仕事を始めて間もない頃から作り続けてますが、未だに売れ続けてる定番商品ですね。
穴の意味
ところでこのハンドルノブキャップリムーバーとベアリングチェックツールPROには、後部に穴が空いてるのですが、何の意味があるかご存知でしょうか。

じつはこの穴、機能には全く関係ないんですよね(笑。
アルマイト加工をする際に、治具に入れるための穴なんです。
なので精度はあまり必要ないのですが、それでもアルマイトの仕上がりに大きく関係する箇所なので、いい加減にはやれないんですよね。
今回はアルマイト屋の担当者さんと相談して、穴径を少し小さくする事にしました。
治具への座り方がより安定するとの事です。
多少段取りやプログラムは変わりますが、より良いものになるなら大した手間ではないですから。
最後に
この手の長物は切削条件で色合いが変わってくるので、削り方には気を使うんですよ。
表面の削り目を綺麗にするほど色合いが薄く見えてしまうので、目を揃えて粗めに削るようにしてます。
粗いと言っても汚くしてはダメで、一定の速度で刃物を走らせるのですが、その速度の調整をシビアにやるのが前提です。
その上で、鏡面ではなく、あえて少し粗めに、でも目を整えてやるという感じです。
まあ口で説明するのは難しいのですが、結構気を使って削ってるという事ですね(笑。
リールメンテナンスにあると便利なツールですから、良かったらこの冬使ってみて欲しいと思います。
それでは。
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