今年になってレンタルボートラダーの修理がボチボチ依頼されます。
かれこれ1000台(たぶん)くらいは作ったように思うのですが、比率としてはかなり少ないと自負してます。
今のところ無償修理で対応してますよ。
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修理します
みなさんこんにちは、ほぼフリッパーのカケヅカ(@kakedukzss)です。
先日またラダーの修理依頼がきまして、無償修理いたしました。
今回もフィンの破損でしたね。

これは想定内で、あえて弱い部分を作ってるという事は何度も申し上げてるとおりです。
そしてここが一番修理が簡単でもあるという事ですね(笑。
ステンレスは溶接簡単
アルミ製パーツと大きく違うのが溶接です。
ステンレスは溶接が簡単なのですが、それは表面処理の関係ですね。
鉄は錆びるので、釣りとの相性は最悪です(笑。
真鍮も腐食が出るので、常に水の中に入れて使うものには向かないですね。
そして良くあるアルミですが、これも腐食の問題があるので塗装かアルマイト加工をして使うのが一般的です。
でも修理のために溶接しようと思ったら、表面の塗装やアルマイトを全部落とさないとダメなんですよね。
塗装はまだしも、アルマイト加工を剥がすのは事実レベルで無理でしょう。
その点ステンレスは表面処理をしなくても錆びる事はありませんから、いつでも簡単に溶接作業が出来ます。
ステンレスの最大のメリットはその部分だと考えてます。

なぜ無償修理をするのか?
今年になって数台修理させてもらってますが、基本的に工賃は頂いてません。
往復の送料のみ負担頂いてます。
これは壊れないという自信があるのはもちろんですが、修理が効くという安心感ごと買ってもらってると思ってるからです。
信用経済の時代ですから、売りっぱなしではダメなんですよね。
一度買ってもらったら、一生使ってもらえると本気で思ってます。
もちろん修理をする前提ではありますが。
まあ、紛失しちゃったのはダメですけどね(笑。
0.1%
これまでに買ってもらった数と破損した数の比率は0.1%くらいでしょうか。
しかもそのほとんどの方が有償でもかまわないと言ってくれてます。でも今までに工賃を頂いた事はありません。
この先作り続けていけば、いつまで無償修理で対応できるかわかりませんが、出来る限り対応していきたいと考えてます。
でも本当はマイナーチェンジを繰り返してる製品に対して、初期に買って頂いた方へのお礼も兼ねてるつもりなんですよ。
まだ無名(今も有名ではないですがw)の頃から買って頂いた事で今の自分がありますからね。
そして後から作ったヤツの方が色々良くなってる部分があります。
なのでこれまで買って頂いたすべての方に対しては無償で修理させてもらおうと考えてます。
最後に
もしも修理に工賃を頂く時は、仕様を変えて自分で年代をわかるようにしておこうと思います。
それより前に買ってくれたお客様には無償修理を続けます。
勝手な事を言ってるのは承知してますが、これが自分の恩返しでもありますので。
まあ、その後で買ってもらったお客様にはごめんなさいですが(笑。
でも修理はすべて対応しますし、基本的に修理は必要無いものを作るつもりです。
その時がいつになるかわかりませんが、とりあえずまだまだ変えるつもりはないので、安心して買ってもらえればと思います。
と言ってて在庫がないんですが(爆。
頑張って作りますね。
では。
