工場の設備と比例してコスメが充実してきたレンタルボートラダーです。
基本性能は初号機?からまったく変わらず高剛性ですが、ちょっとした使い方のコツを紹介しますね。
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ラダーをより利かせる方法
みなさんこんにちは、ほぼフリッパーのカケヅカ(@kakedukzss)です。
しばらく間が空いてしまいましたレンタルボートラダーPROですが、ようやく自社で揃えられる部材がまとまってきました。
それにより以前より短納期でお客様の手元にお届けできるようになる予定です。
現在も絶賛?製作中です。
そこであらためてラダーの使い方を説明しておきたいと思います。
「いや、ラダーなんて船に付けて走るだけでしょ?」、と思ってるならちょっと惜しいですね(笑。
意外と気にしてない人が多いのですが、少し角度を変えるだけでよりラダーが利くようになるんですよ。
方法は超簡単で、フィンの部分を船から少し離してやるだけです。
これはシャフトが跳ね上げ式のモデルだけの特権ですよ。
じつはレンタルボートに限らず、ラダーの取り付け部であるトランサムは内側に角度が付いてる場合がほとんどです。
なので少し角度を付ける事でボトムと垂直になるんですよ。
そこからさらに角度を付けてやれば、よりラダーが利いて直進安定性が増すという事です。
横揺れ対策
レンタルボートラダーPROシリーズは初期段階からシャフトを長めに設定してます。
これは自分的にディープ対策でして、ラダーの深く入れる事で船の横揺れを制御する事を目的としてます。
ヨットのキールと同じ原理で、ラダーが深く入ってるほど船は安定するんですよね。
これがシャローやカバーに突っ込んで釣りをする時は邪魔になるのですが、オープンウォーターで障害物が何もない時はラダーをいっぱいまで水に入れてしまいます。
この時は角度を付けずになるべく船の真下に近い位置にフィンが来るようにしてやると良いかと思います。
冬場に一日ディープをやる時などは効果がありますよ。
仕舞う時
KAKEDZUKA DESIGN WORKS製のレンタルボートラダーPROのシャフトは丸いので、向きを自由に変えられます。
これはノブを緩めるだけなので簡単なんですが、その構造は釣りのときだけではなく、車に仕舞う時にも便利なんですよ。
フィンの向きを180度回してやればコンパクトに畳む事が出来ます。
レンタルボートのバス釣りだと荷物が多いですし、なるべく車の中のスペースは確保したいですからね(笑。
おそらく市場に出ているラダーでこれができるのはこれだけではないかと思います(他にあったらごめんね)。
カケヅカ的まとめ
そんな訳でレンタルボートにラダーを付けると魚が釣れます(笑。
これはラダー製作を始めた当初からの自分のコンセプトですね。
ロッドやリールやルアーのように目立つアイテムではないですが、あるのと無いのとでは全然違うんですよ。
そして当社のラダーを買ってくれるお客さんの多くはそれまでも別のラダーを使ってた方なんですよね。
アルミ製や樹脂製ラダーは賞味期限があるんですよ、長くても数年しかもたない。
毎週のようにフィールドに出るアングラーの場合は一年で新品に交換してたらしいです(汗っ。
安いものではないので痛い出費ですよね。
ステンレスラダーは頑丈さが売りですから、数年使ったくらいではヘタる事はありません。
そして何より修理が可能と言うのが大きなメリットです。
大げさではなく、一生ものだと断言しますよ。
まあ重量はあるし、購入する時は高いと感じるかもしれませんが、一回買えば失くさない限り使えますから。
これからペースを上げて製作しますので、レンタルボートアングラーの方は検討いただけると嬉しいです。
宜しくお願いします。
