【レンタルボートラダーS】の溶接ノウハウを紹介

なんとか本日少量販売できそうなオリジナル・レンタルボートラダーS。

 

その構造を紹介しておきますので、見てよかったら検討してくださいね。

 

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オールステンレス

 

みなさんこんにちは、ほぼフリッパーのカケヅカ(@kakedukzss)です。

 

これまで何回も言ってますが、こちらのラダーはオールステンレスという事になってますが、厳密にはステンレス以外の部材も使ってます(笑。

 

その部分を突っ込まれると何も言えないのですが、主要な部材はステンレスでできてます。

 

レンタルボートラダーS 29 16.54.24

 

手が直接触れるノブの部分が樹脂ですが、本体クランプ部やシャフト・フィンまですべて腐食に強いオーステナイト系ステンレスです。

 

よくキッチンに使われるマルテンサイトと呼ばれる鉄に近いステンレスではなく、屋外で雨風に晒される事を想定したSUS304というヤツですね。

 

レンタルボートラダーS 29 13.46.09

 

部品はひとつひとつ手作業で溶接してます、これはガチです(笑。

 

ハッキリ言って結構大変ですが、でもちゃんと手は抜いてます。

 

言い方は悪いですが、機能的に全く影響ない部分は適当に作ってるんですよ。

 

この場合の「適当」は「テキトー」とは違って、寸法を目検討で合わせてるという意味です。

 

でもおそらくすべての部材は1mm以内の精度が出てる自信があります。

 

溶接においての1mmは結構精度高いですよ。

 

NCの1mmはカレーとウ○コぐらい違いますが(笑。

 

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溶接電圧

 

こちらのラダーのクランプ部の板圧は5mmです。

 

レンタルボートラダーS 29 16.17.05

 

これは完全にオーバースペックですけどね(笑。

 

まあ強いに越した事はないので良いのですが、それ以外にも理由があって、溶接時の強度を出すためでもあるんですよ。

 

板圧が薄いと溶接時に熱が深く入り過ぎてしまいます。

 

ステンレスは主にTIG溶接という方法で溶接するのですが、特徴としては素材同士を溶かして接合するんですよ。

 

溶接棒を足してやる電気溶接とは違って溶接面がキレイなのが特徴なのですが、同じ箇所を何度も溶接すると強度が落ちるんですよね。

 

なのでTIG溶接の場合は基本的に一発勝負です。

 

レンタルボートラダーS 29 13.37.03

 

付け直しはほとんどしません。

 

その良し悪しを判断するのが焦げ具合ですね。

 

適正な電圧じゃなかったり、同じ場所を何度も溶接した場合はその箇所がひどく焦げるんですよ。

 

その焦げをなるべく無くすのが技術です。

 

まあ、それに関してはかなり自信があります(笑。

 

レンタルボートラダー製作工程 14.40.55

 

ただ電圧を弱くして焦げを押さえてるのではなく、適正な電圧で強度を出しながら焦げを押さえるのが技術ですから。

 

脱脂

 

技術がどうこう言っておいてなんですが、溶接作業自体は難しいものではないと思ってます。

 

細かいノウハウはありますが、おそらく経験豊富な職人が教えればセンスの良い人間ならすぐに覚えます。

 

溶接の技術は実際の手作業よりも、そのノウハウが大事なんですよ。

 

溶接前の準備段階で脱脂を徹底するのもそのひとつですね。

 

レンタルボートラダー製作工程 14.06.00

 

部材同士をTIG溶接で接合する際に、なるべく不純物が入らないようにする事が大事なんですよ。

 

その不純物とは、ホコリや油などですが、それを特殊な薬品で脱脂してやります。

 

そして酸素も不純物と言って良いでしょう。

 

なので理想を言えば真空状態の無菌室で溶接するのが究極なのかもしれません(笑。

 

それは現実的に無理ですが、せめて脱脂洗浄を丁寧にやる事を徹底してます。

 

これは焦げ付きとも大きく関係してくる部分ですね。

 

呼吸を止める

 

自分が工場で溶接作業に入ったら、電話も出ないし呼ばれても返事をしません(笑。

 

じつは溶接してる瞬間は息を止めてます。

 

これは呼吸する事で手先がブレるからですね。

 

長年溶接作業をやってきて、溶接に関してはいまだに情報が極端に少ないんですよ。

 

ネットで検索しても溶接の細かいノウハウは全くヒットしないんですよね。

 

まあ数字に表す事ができない分野ですから、仕方がないのかもしれないですが。

 

なので自分もトライ&エラーで技術を磨いてきました。

 

だれも師匠はいません。

 

自分の両親はまったく溶接をしませんし、自分が知ってる限り自分より技術が高いと思った人はいません。

 

まあロボットにやらせてる業者は当然上手いですが、それだと単価がいくらになるのか見当もつきませんから(笑。

 

長年外注先を探してるのですが、この値段でこの技術を提供してくれる人(会社)は一度も見つかってません。

 

手前ミソですが

 

散々自慢してしまいましたが、これを見て、溶接をやってくれる人が出てくる事を期待してる訳です(笑。

 

今までに外注先としてお願いしたところは、ハッキリ言ってヘタクソなのに法外な単価を請求してきましたからね。

 

まあ図面の通りに間違いなく作ろうとすると、どうしてもそうなるのかもしれません。

 

↓完全に隠れる部分も無駄にキレイ(笑。

レンタルボートラダーS 29 16.41.07

 

でも、上でも書いたように、適当で良い部分は適当で良い訳です。

 

そこに時間をかけて寸法をだしても、現場で使う上ではまったく影響ないんですよね。

 

もっと手早く正確に、まさに適当に作業できないものでしょうか(笑。

 

なのでどうしても自分が作業をするしかないんですよ。

 

これを見て「ナメんなよ」と思ってくれた方、どうかラダーの溶接をやってください(笑。

 

でもおそらく自分がレンタルボートでバスフィッシングをする人じゃないと勘どころがわからないでしょうね。

 

20160927_142005

 

だれか良い人いないかな。

 

おわります。

 

レンタルボートラダーに関する記事はこちら

● 【まとめ】 なぜレンタルボートにラダーを付けた方が良いのか?

● レンタルボートラダーSの溶接について 世間の技術料が高すぎる件

● レンタルボートラダーSが初めてフィンの破損 でも原型をとどめてた!

 

かけづか
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ABOUTこの記事をかいた人

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本名 欠塚実(カケヅカミノル) 46歳 既婚 子供三人の父親
東京都足立区在住
ホームレイクは亀山湖 現在チャプター房総に参戦中 仕事は主にリールパーツの切削加工 弱小ブランドKAKEDZUKA DESIGN WORKS代表