ステンレス【オリジナルボートラダー製作工程】 溶接編

5月中にラダーを販売すると宣言してるのですが、あと数日しかありません(汗っ。

 

とりあえずタイプSだけでも数台完成させるべく奮闘してたのですが、なんと溶接面の電池切れ(汗っ。

 

間に合うのか!?

 

 

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電子溶接面

 

みなさんこんにちは、ほぼフリッパーのカケヅカ(@kakedukass)です。

 

優先順位がコロコロ入れ替わる状況の中、ようやくレンタルボートラダーの溶接作業に入ったところだったのですが、ここで愛用の溶接面の電池が切れてシャッターが降りなくなってしまいました。

 

溶接と言うと、片手で面を持ってもう片方の手で溶接トーチを握るのを想像されるでしょうか。

 

weld-hot-soldering-radio-welder-73833

 

でも現代の溶接では光に反応してシャッターが自動で降りる電子溶接面が主流なんですよ。

 

レンタルボートラダー製作工程29 00.40.56

 

実はこのタイプの溶接面は結構前からあったんですが、価格が10数万円したので使ってるところは極端に少なかったのではないかと想像してます。

 

少なくとも自分が知ってる限り、電子溶接面を使うようになったのはここ10年くらいじゃないかと。

 

しかしこれが、今から20年以上前に世界初と言われて破格の値段だった電子溶接面を導入したんですよ。

 

レンタルボートラダー製作工程29 00.41.56

画像の溶接面は二代目です↑

 

両手を使って溶接作業が出来るという画期的なアイテムだったんですよね。

 

それが今では一万円しないで買えますけどね(笑。

 

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オールステンレス

 

さて愚痴から書いてしまいましたが、部材が揃ったところで絶賛溶接作業中です。

 

レンタルボートラダー製作工程 13.51.01

 

細かい下仕事は抜きにして、一台を組上げる(溶接する)のには大体数時間かかる作業になりますね。

 

レンタルボートラダー製作工程 14.06.00

特殊な薬品を使って脱脂中。調理器具が大活躍(笑。↑

 

簡単にポンポンと溶接していけばもっと早くできますが、それだと曲がりや歪が出やすくなるんですよ。

 

過去記事でも書いてますが、自分が作っているラダーの寸法は目検討です(笑。

 

なので細かい寸法はすべて勘に頼ってる訳ですね。

 

まあ、それがこの価格を支えてる訳ですが(笑。

 

自分はリールパーツの設計製造という今の仕事よりもずっと長く溶接業を行ってきました。

 

そんな中で、どうやったらもっと単価の安い溶接ができるかを考えてきたんですね。

 

ステンレスという素材は熱伝導率が非常に遅いんです。

 

ステンレススプーンのの先を溶けるほど熱しても、その反対側を素手で触れるくらい熱の伝わり方は遅いんですよね。(危険ですので絶対に真似をしないでください)

 

その特性を活かして、目検討で手早く仮付けをしてしまいます。

 

レンタルボートラダー製作工程 14.40.55

 

そして寸法を決め手から、曲がりと歪の具合を見ながら一点ずつ仕上げていくんですね。

 

これは本当に勘が物言う部分です。

 

仕上げ無し

 

ステンレスのもう一つの特徴が錆びに強いという事。

 

これはステン-ステイン-スティンと言う、釣りで使うスティンウォーターのスティンです(おそらく)。

 

まあ錆びの事を英語でそう言うのですが、それが「レス」、つまり錆びないと言意味だと言われてます(サブさん合ってますかね)

 

とにかくステンレスと言えば錆ないというのは周知の事実な訳ですが、実際には錆ないというのは正しい表現ではありません。

 

空気に触れると瞬時に酸化皮膜を形成するだけで、言い方によっては錆てるとも言えるんですよね(笑。

 

ただ、この場合の錆は腐食という意味ではなく、その逆で水分や酸素に触れても半永久的に腐食しない事を意味してます。

 

厳密にはステンレスの種類によって違うんですけどね。

 

でも、今自分のところで出しているラダーはすべてSUS304(jis規格)と言う、一般的ではありますが、淡水においてはまったく問題の無いレベルの耐腐食性能があるステンレスです。

 

そのレベルのステンレスの場合は、うまく溶接してやるとまったく仕上げをしなくても焦げないように出来るんですよ。

 

その仕上げ作業をするかしないかで商品の単価は大きく違ってきます。

 

うちのラダーは仕上げをしていません(笑。

 

でもものを見てもらうとわかりますが、そこまでひどく焦げではいません。

 

安くするために仕上げ作業を端折ってますが、仕上げ無しでもキレイに溶接するのがプロの仕事ですからね。

 

修理可能

 

オールステンレスにするメリットをもうひとつ。

 

それは修理が簡単な事。

 

ただし、溶接時に過度な酸化をさせない事が条件ですが。

 

適正な電圧と電力で、適正なシールドガスを噴射しながら溶接することで、溶接した面を極力焦げさせずにつけてやれば、ちょっと表面を磨いてやると、すぐにキレイな面が出てきます。

 

そこに新たに溶接してやれば、また強度のある溶接が可能なんですよね。

 

ただし、次に修理する際にも特別強化した溶接はしません(笑。

 

これはあえて弱い部分を作ってやってる訳です。

 

これまで破断した部分は決まってフィンの部分です。

 

レンタルボートラダー製作工程11 14.02.57

 

水に入って水中のいろんなものにヒットする事で破損するんだと思いますが、ここを過剰に強化するとラダー本体や、下手するとボートのトランサムが破損してしまいます。

 

なのでフィンの部分の溶接は程ほどにしておいて、破損した場合は今のところ無償で修理させてもらってます。

 

やはりレンタルボートあってのラダーですからね。

 

さいごに

 

レンタルボートには絶対にあった方が良いラダーですが、市場にあるものも含めて値段は安くないです。

 

KAKEDZUKA DESIGN WORKSのステンレスラダーはPROタイプで26800円になってます。

 

20170116_134135

 

これだとちょっと良いロッドやリールが買えてしまいますよね。

 

でも、「ラダーを付けると魚が釣れる」と豪語してる自分ですから、もっと沢山の方にラダーを使ってもらいたい訳です。

 

これまでにお問い合わせも沢山頂いてますので、これまでより多めに在庫を作る事にしました。

 

レンタルボートラダー製作工程 13.51.08

 

お待ち頂いてるお客様には、今後はなるべく在庫切れが無いよう頑張りますね。

 

完成まで今しばらくおまちください。

 

レンタルボートラダーに関する記事はこちら

● 【まとめ】 なぜレンタルボートにラダーを付けた方が良いのか?

● レンタルボートラダーSの溶接について 世間の技術料が高すぎる件

● レンタルボートラダーSが初めてフィンの破損 でも原型をとどめてた!

 

かけづか
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