バストーナメント否定派の人に読んで欲しい話を書いてみた(主観)

自分のホームレイクである亀山湖では頻繁にバスフィッシングの大会が開催されてます。

 

そう言う自分もNBCの房総チャプターという大会に参戦してるのですが、そこでのルールやマナー、釣りのモラルと言った事は常に話題になりますよね。

 

試合に出ない人にとって大会はただ迷惑なだけなのでしょうか。

 

じつはメリットもあるので、その事を考えてみます。

 

【ページへのいいねかツイッターフォローしてもらえると毎日最新記事をお届けできます】

スポンサーリンク

バスフィッシングの大会とは

 

みなさんこんにちは、ほぼフリッパーのカケヅカ(@kakedukzss)です。

 

各団体や地域によってバスフィッシングの大会のルールは違いますが、ボートで行われる試合の場合は規定の匹数での重さで競われる事が一般的です。

 

房総チャプター2017第2戦 14.19.09

 

例えば、どんなに沢山釣れてもその中の3匹の合計重量で順位が決定するという具合ですね。

 

房総チャプター2017第2戦 14.09.49

 

このあたりがヘラ鮒やトラウトの大会と大きく違う部分です。

 

なので参加選手はなるべく一匹で重量を稼ぎたいので、数よりも大きさや重さを重視する場合が多いです。

 

真冬とかの厳しい時期に、とにかく一本欲しいという状況はありますが、大体は3本の魚をいかに大きな固体で揃えるか、またはとりあえず3本釣っておいて、スーパービッグを狙いにいくか、という感じです。

 

そのために試合が開催される湖に沢山通って、いろんな場所や釣り方を探す作業を行います。

 

これは人それぞれ違いますが、中には泊り込んで何日も練習する人もいるんですよね

 

バスプロとよばれる仕事で釣りをしてる人達は別として、アマチュアの大会でも気合が入ってる人は時間とお金と労力を惜しみなくつぎ込んで大会に臨みます。

 

それだけ楽しく魅力的な遊びなんですよね。

 

スポンサーリンク

試合に関係ないアングラーの立場

 

その試合が開催される日の湖上は当然トーナメントアングラーが沢山浮かぶ事になります。

 

房総チャプターの場合は大体50~60名の選手が参戦してますね。

 

房総チャプター2017第2戦 06.20.44

 

特に規定はないようですが、二つのボート屋さんが持ちまわりで交互に会場になるようになってます。

 

その時に特定のボート屋さんのボートが無くならないようになのか、それとも自然と分散してるのかわかりませんが、各ボート屋さんから選手が一箇所に集まる形になってますね。

 

その時はもちろん試合に関係のない一般のアングラーの方もボートを利用しますし、特に大会参加者が優遇される事はないです

 

そして試合の開始時間は一般の方を考慮して、本来の出船時間から1時間以上遅れてスタートする方式になってます。

 

房総チャプター2017第2戦 06.29.49

 

これは良いスポットを先に一般の方に入ってもらう事と、朝の良い時間は先に一般の方に譲るという意味合いだと思います。

 

そしてスタート時の引き波の影響をなるべく少なくしたいと考えての事ですね。

 

この時ある一定のエリアまではスロー走行が義務づけられてます。

 

まあ、それでも数十艇の船が一斉に走れば引き波の影響はあるんですが、そのために桟橋から一般の方が出船してからスタートするようになってるので、どうがご理解頂ければと思います。

 

試合中の優先権

 

試合が行われてる湖の上では一般の方より選手に優先権がある、という事ではありません。

 

あくまでも先行者優先という事で、先に一般の方が入っていたら当然その人に優先権が発生します。

 

それでも良いエリアには選手が複数入る事もあるでしょう。

 

その事で釣りがしにくくなるかもしれませんが、その時の占有権に関しては当人同士で話合ってもらう事になります。

 

あまりにも常識から逸脱してる行為に関しては、その選手に対して抗議をしてもらえればと思いますが、そこまで酷い行為があるとは信じたくないところです(汗っ。

 

NBC房総チャプターの選手である事は黄緑色のエンジンベルトを船のどこかに巻きつけてるので、すぐに認識できると思います。

 

房総チャプター2017第2戦 06.48.55

 

参加選手は人目でわかるように目印を背負って釣りをしているので、何か問題行動をすれば即座にそれとバレてしまう訳ですね。

 

まあ試合中に認識ベルトを外してしまえば分からなくなってしまいますが、それはもう常識を逸脱したレベルと言えますが。

 

バストーナメントの恩恵

 

さて、一般の方にとってバスフィッシングの試合が行われる事で何が有益なのか分かりにくいでしょうか。

 

しかし実は凄いメリットが発生してるんですよね。

 

それは釣れるルアーやメソッドの新規開拓や釣れるエリアやスポットの公開です。

 

バスフィッシング用ルアー

 

あらゆる分野でいつの時代も、最先端の技術開発は競技の中から産まれてきます。

 

例えば車の技術はF-1で開発されたものが下り下って一般車にフィードバックされる訳ですよね。

 

もしもバストーナメントが行われなかったら、今市場に出ているルアーや釣り方の多くはこの世に産まれてなかったかもしれません。

 

レイン エコスワンプミニ りんたろう

 

少なくともトーナメンターが代表を務めるメーカーさんのルアーは無かったでしょう。

 

これは日本に限った事ではなく、バスフィッシングの本場アメリカでさえ、トーナメントで磨かれたものが一般の市場に影響を与えてると言えますよね。

 

逆に言うと、一般のアングラーが釣りやすいルアーやメソッドを提供するためにトーナメントがある、と言っても良いかもしれません。

 

商売としての釣り

 

しかし、「そんなのはキレイ事を言ってるだけでしょ?」、と思われるでしょうか。

 

しかしながら、トップカテゴリーで活躍しているバスプロの方々にとって、商品が売れないのは死活問題です。

 

トッププロ

 

これは自身がメーカーをやってるやってないに関係なく、バスフィッシング関連のすべての商品が売れてくれないと生きてはいけません。

 

ロッドやリール、ルアーはもちろん、アパレルや関連グッズに至るまで、他の産業となんら変わりはありません。

 

なのでトップカテゴリーの選手ほど釣り方を隠したり、エリアやスポットを伏せたりという事をしないように思います。

 

まあ、一部どうしても言えない事情はあったにしても、ほとんどの場合はルアーやメソッドは公開してますね。

 

だって隠していたら商売になりませんから(笑。

 

ぶっちゃけ、売りたいもので勝つ事をめざして試合を戦ってる訳ですからね。

 

だから勝てないものは作らないし、自身のスキルと経験をフルで動員して最高のものを作ろうとしてるんだと思います。

 

下部の試合

 

それにしても、「それってトップカテゴリーの試合であって、下の方の試合は関係ないじゃん」、と思われそうですね。

 

自分が参戦している房総チャプターはプロトーナメントではありません。

 

房総チャプター2017第2戦 15.25.15

 

一般のアマチュアの方でも登録すれば誰でも出られる試合です。

 

もちろん自分もプロではありませんが、それでもバスプロの人も参加できる大会ですし、実際に参加しています。

 

これまでにJB TOP50のプロが参戦したという記憶はないですが、雑誌に出ているような有名人はちょくちょく参戦しますね。

 

自分も含めた多くの一般アングラーは、そこで腕試しができるというメリットがありプロや有名人はそこで負ける事は許されないという図式が成立する訳です。

 

もちろん釣りは自然相手のスポーツなので、時に運の要素も絡みますから、番狂わせ的な事は起こります。

 

チャプター房総表彰台

 

それがまた楽しいんですよね。

 

そうなると、「その上のカテゴリーではどうなんだろう?」、そこでも勝ったら「さらに上はどうなんだろう?」、となっていく訳です。

 

ステップアップというヤツです。

 

これはどのスポーツでも同じで、ピラミッドの頂点にトッププロが君臨し、底辺層が上を支える形ですよね。

 

つまりこの底辺層は業界にとって重要な存在な訳です。

 

試合だから、ではなく

 

さて、バスフィッシングのトーナメントが世の中に必要な訳を少しだけでも理解して頂けたでしょうか。

 

それでも、そんな試合があるから一般のバサーが迷惑するのだと感じてる方はいると思います。

 

試合に出ているバスプロはどこかエラそうで、アマチュアでも試合に出ているというだけで威張ってるように見えるでしょうか。

 

もしもそう見えるのだとしたら、それは試合に関係なく人間性がそういう人なんだと思います。

 

実際に会って話をしてみるとわかりますが、トップの方の人ほど人格者だし、一般の方を尊重してます。

 

自分が一般ユーザーに生かされてる事を深く理解してるんですよね。

 

だからファンをメチャクチャ大事にするし、釣り場でのマナーやモラルも必要以上にちゃんとしてます。

 

2016-10-30 06.34.16

 

でも、それはトーナメンターだとか一般のアングラーという線引きはあまり関係ないように思います。

 

確かにこれまで一部のトーナメンターがマナーやモラルを欠いた行動をして、一般の方からクレームが入るという事案を沢山耳にしました。

 

自分のブログにも厳しいご意見を頂いてます。

 

でもそれはトーナメンターだからではなく、その人の人間性そのものなんでしょう。

 

そういう人はどの世界に行ってもそういう人なんだと思います。

 

いろんな人がいる

 

バスフィッシングの試合が行われるから引き波が立って釣りがしにくい。

 

バスフィッシングの試合が行われるから人に対して厳しい態度をとってしまう。

 

バスフィッシングの試合が無ければ湖は平和でだれもが釣りしやすい。

 

果たしてこれは本当でしょうか?

 

良い悪いの論点を摩り替える訳ではないですが、フィールドのゴミを捨ててるのはほとんどが一般の釣り人ですし、地元住民とトラブルになるのも一般のアングラーの方が多いのではないでしょうか。

 

そしてそれはほんの一部の心無い人がやった事ですよね。

 

トーナメンターにもいろんな人がいるので、沢山いる中にはルールを守らないとか、不正する選手はトップカテゴリーでも発覚してます。

 

自分も昔プロの試合に出ていて、想像を絶する場面に出くわすと、「本当にルアーで釣ったのかな?」と思える場面がありました。

 

その選手は後日不正が発覚して永久追放になったという事がありましたが、それはもう自分ひとりでは防ぎようがない事でしたよね。

 

人が沢山集まると、中には変わった人が出てきます。

 

トーナメントでルールを守れない人もいるという事なんでしょう。

 

それはゴミや住民トラブルの問題と同じで、その他の大多数の人から見たら、「それと一緒にしないで欲しい」というのと同じレベルです。

 

湖の共有

 

バスフィッシングのトーナメントが行われる事で、こちらに悪意が無くても一般の方が迷惑に思う気持ちは理解できます。

 

でも勝手な事を言わせてもらうと、それはお互い様な部分もある訳で、マナーやルールを守らない人は圧倒的に一般人の人の方が多いです

 

特にライフジャケットを付けないのはトーナメンターではありえないですからね。

 

そしてみんなの航路になってるところで二人乗りのボートから、それぞれ反対の方向に向かってキャストしてる人も良く見ます(笑。

 

過去にこれを注意したらあきらかにイヤな顔をされた事もありました。

 

でもこれらすべての事は、結局広い意味で人間の都合ですよね。

 

なのでトーナメントとか一般のアングラーとか、そういう線引きで考えるのは違うのではないかと思うんですよ。

 

一般の人がいなければバスフィッシング業界は成り立たないし、バストーナメントがなくなればルアーやタックルの開発は急速に落ちるでしょう。

 

バスフィッシングをやる人が全員で湖を共有する訳ですから、その全員が理解し合えるのが理想ですよね。

 

いや、バスフィッシングだけではなく、すべての釣りやレジャー、湖に関わる人がお互いを理解できなくてはいけないと思います。

 

誰かが誰かに一方的に迷惑を掛け続けていたら、とっくにバスフィッシングは終わっていた事でしょう。

 

最後に

 

自分もトーナメントに出ている側のアングラーとして、試合が開催される事で迷惑をかけている事実がある事は自覚してます。

 

それを一方的に自己弁護するつもりはありません。

 

ただ、トーナメントが行われる大儀はある、という事だけはわかってもらいたいと思います。

 

例えば房総チャプターで言うと、平日のお客さんが少ない日程でわざわざトーナメントが行われるのは、ボート屋さんに対しての救済が元々の理由だったと聞いてます。

 

今でこそ亀山湖はメジャーになり、平日でも多くのお客さんが訪れますが、それでもレンタルボートがすべて貸し出されてる訳ではないですよね。

 

亀山湖房総チャプタースタート前

 

これが各ボート店からすれば、トーナメントがなければ平日にここまで船が出る事はないでしょう。

 

トーナメンターとしても、人が多い土日祝日よりも、なるべく人が少ない平日に試合をする事が引き波などの影響を少なく出来ると考えてる訳です。

 

それはバサーはもちろん、沢山いるヘラ師の方や、カヌー・カヤックなどの人にも配慮しての事ですね。

 

もちろん自分達も釣るエリアが多くなるという事はあるのですが。

 

亀山湖房総チャプター

 

その部分では利害が一致してると言えるのではないでしょうか。

 

どこかを立てればどこかは立たない。

 

そのバランスをどう考えるのか、という事が大事なんだと思います。

 

自分の主観的な意見を書きなぐってみました。

 

終わります。

 

バスプロの人に関する記事はこちら

● トッププロと自分達は何が違うのか?

● 続・トッププロと自分達は何が違うのか?

● 自分がもしもお金持ちだったらバスプロで成功していたか(長文)

 

かけづか
フェイスブックの「いいね」&ツイッターのフォローしてもらえると最新記事をお届けします。最新の記事を見にいく

noteにて有料記事絶賛販売中!

note_logo42225222[2][2][2]

ブログには書かないマニアックなお話を読めます。

リザーバーのカバーで深いバイトを得る方法

テキサスリグのカバー中層シェイクでバイトを出す裏技 ●他

購入はこちらから


スポンサーリンク




スポンサーリンク





★☆★★☆★ 良かったらこちらの記事もどうぞ ★☆★★☆★



ABOUTこの記事をかいた人

wpmaster

本名 欠塚実(カケヅカミノル) 46歳 既婚 子供三人の父親 東京都足立区在住 ホームレイクは亀山湖 現在チャプター房総に参戦中 仕事は主にリールパーツの切削加工 弱小ブランドKAKEDZUKA DESIGN WORKS代表