ヘッジホッグスタジオ ベアリングチェックツールPRO製作裏話

HEDGEHOG STUDIOのコラムの方には書きにくい話です(笑。

 

手間と不良率を天秤にかけて、結局どちらが良いのか考えます。

 

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2部品化

 

みなさんこんにちは、ほぼフリッパーのカケヅカ(@kakedukzss)です。

 

本来ならHEDGEHOG STUDIOのコラムの方に書くべきネタなんですが、その前にちょっと裏話を(笑。

 

HEDGEHOG STUDIOではリールメンテナンスに関する専用ツールの販売をしてます。

 

スプールベアリングリムーバーやハンドルノブキャップリムーバー、トラストレンチなど、ロングセラーになってる商品がいくつかあるんですが。

 

その中でベアリングチェックツールPROというものがあるんですよ。

 

ベアリングチェックツールPRO_140036

 

これが今年しれーっとマイナーチェンジしてまして、じつは2部品製になってます。

 

ベアリングチェックツールPRO-04-14 09.28.25

 

これに気付いてる方もいるのかもしれませんが、今回は初告白です(笑。

 

ベアリングメンテナンスの必需品

 

詳しい使い方などはHEDGEHOG STUDIOのコラムの方に書く予定ですが、ザックリ使い方を説明します。

 

ベアリングの回転をチェックしたり、洗浄・乾燥・オイルアップする時にキッチリと出来るという事です。

 

ベアリングの洗浄についてはこちらの記事を参考にしてください↓

 

このベアリングチェックツールPROですが、以前はベアリングチェックツールライトとして、もっと小ぶりなモデルだったんですよ。

 

それが各方面からの要望とHEDGEHOG STUDIO社長の決断で、もっと沢山のサイズのベアリングもメンテナンスできるようなモデルを作る事になったんですね。

 

以前のモデルはベアリングの内径が3mm/4mm/5mm/6mm/7mmの五種類までしかセットできなかったんですよ。

 

それを現行のベアリングチェックツールPROでは2mm/3mm/4mm/5mm/6mm/7mm/8mm/9mm/10mmと9種類まで対応しました。

 

ベアリングチェックツールPRO-04-14 09.22.05

 

ボディーサイズも大きくして、持ちやすくしたんですよね。

 

これでかなりのサイズのリールでもベアリングのメンテナンスが可能になりました。

 

じつは釣り関係以外の方にもご支持を頂いてるという噂も(笑。

 

不良との戦い

 

ところがこのベアリングチェックツールPRO、非常に加工が安定しないんです。

 

ツールとしては使用に問題ないのですが、見た目にキズや打痕が付いてしまうんですよね。

 

ツール検品

 

その不良率が2割を超えてしまうんですよ。

 

という事は、500本作って100本はアウト、という(泣。

 

しかも微細なキズに関しては、カラーアルマイトから上がってこないと目視でわかりにくいんですよね。

 

そんな訳で初回に作ったものはかなりB品が出て、イベントで配ったり、お会いした方に差し上げたりしたんです。

 

でも正規の品物にしないと商売としてはダメなので、悩んだあげくに2部品化に踏み切ったんですよ。

 

ベアリングチェックツールPRO_090042

 

コストは上がったが

 

2部品にするという事は、加工時間は二倍近くかかる訳です。

 

厳密には二倍まではかからないですが、マシンでの加工時間は確実に増えるし、その後のカラーアルマイトも金額は増えました。

 

そして2部品を組み立てる手間も増えたんですが、それでも仕事としてはまずまず何とかやれてます。

 

それは目に見えない部分でコスト削減できてるからですね。

 

結局人件費が一番単価に影響するんですよ。

 

もしも不良率が高いまま続けてると、マシンの調整や検品に相当な時間を浪費してしまい、その分を単価に乗せなくてはならなくなります。

 

結果的に値段が上がればお客さんに買ってもらえなくなってしまいますよね。

 

ならば2部品にする事で人件費を大幅に削減すれば、あとは在庫の作り置き等の工夫で何とか末端価格を据え置きできます。

 

お客さん的には?

 

さて、KAKEDZUKA DESIGN WORKSとヘッジホッグスタジオの関係はこんな感じで変化への対応が早いんです(笑。

 

でもお客さん的にはどうなんでしょうね。

 

旧作と新作で仕様が違うというのは、買ってもらってる方に対しては多少申し訳ない気持ちはあります。

 

ただ、既存の製品の中でより良くなる可能性があるなら、そこは変えていくべきだと考えてます。

 

過去の形や仕様に縛られてると、製品の進化がないですからね。

 

まあ、先に買ってくれたお客さんがどう思うのか心配ではありますが(汗っ。

 

でも、先行で作ったものは時間と労力が沢山継ぎこまれた、渾身の一作だったりするんですよね。

 

お客さんには関係ないかもしれませんが、そういうマインドが今後の製品開発に活かされてくると思ってください。

 

さいごに

 

ベアリングチェックツールPROですが、使用感は最初のモデルから現行モデルまで変わってません。

 

1人の方が複数使うものでもないですし、今お手元にあるベアリングチェックツールPROは自分が精魂込めて作ったうちの一つです。

 

ベアリングチェックツールPRO-04-14 09.22.46

 

今後また仕様が変わるかもしれませんが、むしろ最初に作ったものの価値が上がるくらい自分の技術をアップさせていきたいと思ってます。

 

それはまるで有名デザイナーさんが無名の頃に手がけた作品が、コアなファンの間で価値が上がるように(笑。

 

ツールにしてもカスタムパーツにしても、製品が良いのはあたりまえで、それ以上に名前売りが出来るくらい精進して行くつもりです。

 

終わります。

 

現在はほとんどが2部品のものになってると思われますが、一体加工品に当たったらむしろラッキーかも!?

ベアリングチェックツールPROの購入はこちら

 

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● スプールベアリングリムーバーを自慢したいのです

● 【まとめ】 バス用ベイトリール メンテナンス関連記事 便利アイテムや専用ツール紹介

● ぶっちゃけ、リールメンテナンスってやった方が良いの?

 

かけづか
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