40歳を過ぎてフリッピングロッドを一日振るのは疲れませんか?と聞かれる事があります。
確かにフリッピングと言えば、パワーフィッシングの代表格のように思われてるかもしれません。
それはおそらく、8フィート近いロッドに、ヘビーテキサスやラバージグをセットした状態で、一日振り回すのを想像するのではないでしょうか。
はたしてフリッピングは体力のある人や若い人の専売特許なのでしょうか?
今回はそれについて考えてみたいと思います。
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オッサンのフリッピング
みなさんこんにちは、ほぼフリッパーのカケヅカ(@kakedukass)です。
自分的にはフリッピングだから疲れると感じた事はまったくないんですが、他の人から見ると、体力的にキツい釣りに見えるのでしょうか。

霞ケ浦や牛久沼などの低地のマッディーウォーターレイクで、永遠続くアシやガマをテンポよくフリッピングしていくとしたら、また違うかもしれません。
でも、それもピッチングやサイドキャストとくらべて、フリッピングだから疲れるという事はないですね。
近距離のカバー撃ちとなれば、どんな釣りでもキャスト数は増えますから、当然疲労度は高くなるでしょう。
でも、自分の感覚では、ディープクランクを一日引き倒す事に比べれば、それほど体力を必要とする釣りとは思ってません。
むしろ効率を考えと、いくら8フィートのロッドを使っていても、楽な釣りの部類なのでは、とすら感じてます(笑。
オッサンの定義
オッサンの定義が40歳とか言う事で良いのか、というのは何とも言えませんが(笑。
とりあえず体力が落ちたことを自覚できる年齢という曖昧な表現にしておきますね。
で、そのオッサンでもフリッピングがまともにできるのか?、と聞かれれば、当然答えはイエスとなります。

まあ、オッサンにもいろんな種類がいますから、自分のように非力な部類のオッサンもいれば、まるでプロレスラーのようなガタイと体力のオッサンもいますよね。
それを一括りにオッサンと言ってしまうと、話がややこしくなってしまうので、ここでは筆者である自分をオッサンの代表として話を進めさせていただきます。
で、その自分は、メインスタイルがフリッピングな訳ですが、これはすごく無理をしてるのか、というと全然そんな事はなく。
むしろ楽をしたくてフリッピングというスタイルになったんですよね。
それはいったいどうゆう事なのでしょうか?
手返し
十数年まえに初めてハリアー80を使った時は、フリッピングだけでなく、ピッチングもしてたんですよ。
でも、8フィート近くあるロッドでピッチングって、相当キツいんですよね(笑。

これは逆に、ロッドの長さを完全に殺してる訳なんですよ。
やってみればわかりますが、7フィートクラスのロッドでさえ、1/2オンスクラスのルアーをピッチングするのは、結構体力使います(汗っ。
遠心力の問題というか、ロッドが長くなるほど飛距離は出やすいですが、その分振るのは大変ですからね。
ピッチングというのは基本片手ですから、8フィートの長さを片手で振るのは自分には到底無理でした。
では、同じ片手でロッド操作をするフリッピングも無理なのでは?、と思われるでしょうか。
ところがどっこい、フリッピングに関しては、むしろやりやすかったんですよね。
この原理って、じつはフリッピングは片手操作ではないんですよ。
利き手でロッドを操作して、逆の手はルアーではなく、ラインをもつんですよね。
ここがキモな訳です。
左手で投げる?
誤解を恐れずに言うなら、フリッピングでのリリースにおいて、ルアーを飛ばすのはロッドを持ってる手ではなく、ラインを持ってる方になります。
ロッドは本当に最小限の上げ下げしかしません。
なので、忙しいのはラインを操作してる方の手なんですよ。
でも、忙しいといっても、体力的になんらキツい事はないんです。
なので、フリッピングは楽な釣りなんですよ。
これは自分的には、ほとんど左手でキャストしてるような感覚ですね。
右手はロッドをただ上下させてるだけ。
でも、シェイクなど誘いをかける時は、利き手である右手でないとダメなんですけどね(笑。
そしてフッキングも時に両手でやったり、ファイトも左手でバットを持ったりと、ロッドが長い分、両手を使う割合が均等に近いんです。

なので、8フィートという長さのフリッピングロッドですが、体力的にキツい事はまったくないんですよ。
自分のように、非力+オッサンという、パワーフィッシングの対極にいそうな人間でも、ちゃんとフリッピングで魚を獲れますので、みなさんもぜひチャレンジしてみてくださいね。

ぜひ一読を
【【40才からのフリッピング】 オッサンにフリッピングは無理なの?】を最後まで読んで頂きありがとうございました。

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