フックの話 伸びるフックと折れるフック

みなさんこんにちは、ほぼフリッパーのカケヅカ( @kakedukaSS )です。

 

昨日チョッとフックの素材の話を書いたんですよ。

 

で、伸びるフックと折れるフックはどちらが強いのか?という問題を考えてみたいと思います。

 

今回はかなりマニアックな金属の焼入れの話です。

 

興味の無い方は読み飛ばしてもらって結構ですよ(笑。

 

鋼のお話

 

近年のバスフィッシングにおいて、フックの素材はほぼ100%近く鋼が使われてます。

 

過去にはスピナーベイトにステンレスが使われた事があった気がしますけど。

 

でも、今ではすべて鋼に統一されてると思います。

 

ちなみに、今でも一見ステンレスに見えるフックがありますが、磁石を付けてみるとわかります。

 

ステンレスなら磁石には付かないですから。

 

実は鋼

 

話を戻しますね(笑。

 

これはステンレスの場合、非常にサビにくいのが問題なんですね。

 

魚をラインブレイクでバラした場合、フックが魚に付いたままサビないとダメージが深刻ですから。

 

20160615_124036

 

おそらく他の釣りでも、針は鋼だと思われます。

 

ところで、鋼って鉄の事でしょ?と思われますよね。

 

でも、厳密には鉄と鋼は違うんですよ(笑。

 

焼きが入るかどうか

 

この話の流れで、おかしい事を言いますけどステンレスも鋼です(笑。

 

ステンレス

 

ただ、ここではチョッと区別しますね。

 

ここで言う鋼とは、素材に焼きが入るかどうか、で判断する事にします。(厳密にはステンレスも焼きが入りますが)

 

まあ、実際そうなんですけどね(笑。

 

JIS規格で言うところの鉄とはSS400という、いわゆる生材です。

 

これは火を入れても素材が変化する事はありません。

 

溶鉱炉

 

特殊な話をすると、青酸カリなどで焼きを入れる事も昔はありましたが、そんな話は今はどうでも良いですよね(笑。

 

とにかく、熱を加えて素材が変化する金属を鋼と言います。

 

一般的に焼きを入れる、という事ですね。

 

これは中々複雑で、硬くすればするほど脆くなります。

 

逆に焼きを甘くすれば脆さは押さえられますが、柔らかくなります。

 

これに各メーカーさんの素材の配合などがありますから、メッチャ複雑な計算になると思われますね(汗っ。

 

でも現在は電気炉でデジタル調整なはずですから。

 

数字は細かく設定できるはずです。

 

なので、狙った硬さを正確に出せると思われるんですよ。

 

焼きを入れたら、どのくらいの時間をおいて焼き戻しをするのか。

 

硬さと粘りという相反する性質をどこに着地させるのか。

 

日本刀

 

金属の組成変化の醍醐味ですね。

 

最後は好み

 

さて、こんな話をするのは大好物なんですが、さすがに脱線しすぎですね(笑。

 

要約すると、最後は折れるけど硬くて強いフックと絶対折れないけど柔らかいフック。

 

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これはどちらが良いかは答えが出ません(笑。

 

折れる折れない」と「フックの強度」とは必ずしも一致しないからです。

 

フックが伸びても釣れる場合はありますが、フックが折れたら絶対バレる訳です。

 

でも、同じ力が掛かった場合伸びるフックの方が強度は弱いんですよ。

 

つまり折れるフックの方が限界値が高いんですね。

 

でも、折れたら終わりですし。

 

これはフックの形状やタックルバランスでも違いますから答えは一つではないんですね。

 

ただし現在出ているフックはどれも秀逸であると思います。

 

単なる味付けの問題だけでしょうね。

 

最後に、自分の好みは折れるフックです。

 

金属に対して攻めてるのは「破断」する事ですから。

 

かけづか
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本名 欠塚実(カケヅカミノル) 48 既婚 子供三人の父親 東京都足立区在住 ホームレイクは亀山湖 現在チャプター房総に参戦中 仕事は主にリールパーツの切削加工 弱小ブランドKAKEDZUKA DESIGN WORKS代表