よく「フリッピンスティック」という言い方を
する時ありますが、
それは商標登録かなんかで
フェンウィックのロッドだけがその名前で
呼ばれるらしいですね。
なのでそれ以外のメーカーのものは
”フリッピング専用ロッド”
ということにしておきます。
まあ使い方は一緒です。
今回はそのフリッピング専用ロッドについて
超偏見を交えながら語らせて
頂きます。
あ~、楽しい。
異常な長さ
フリッピング以外で7.6f以上の長さ
があるロッドを使う事はほぼ無いでしょうね。
まあ、
ディープクランクをより深く潜らせるために
8fクラスのロッドを使う話はありますが、
カバー打ちに関しては無いですよね。
普通にピッチングしてたら
使い勝手わるすぎますからね。
この物干し竿をどうやって
使いこなすのか。
それはもう無駄に振り回さないこと。
これにつきます。
まあ、
たまにピッチングすることありますけど、
手首をやってしまいそうになりますね。
置きにいくだけ。
ただストライクゾーンに放るだけ。
アメリカ人はこれで普通にピッチングするんですかね。
自分が一日やったら選手生命終わりますね。
トミージョンさんのお世話にならなきゃ。
フリッピンロッドの扱い方は、
ほんとに一瞬の手首の返しだけです。
ほかは左手(ロッドを持つ手の逆の手)の
ラインさばきだけで調整します。
動画で説明しないとわかりにくいのですが、
ロッドの上げ下げを二回繰り返して
ルアーを飛ばします。
一回目はルアーの回収、
二回目で再びルアーを飛ばします。
上げ下げを二回ですから、
ラインの引き出しも二回します。
ロッドを下げながらラインを引き、
ラインを引いたままの状態でロッドを上げ、
振り子の原理?で返ってきたルアーを
また振り出してやる。
この繰り返しですね。
これを一日やりきるには
余計な体力をいかに使わずに
効率よくロッドを振るか、
ということになってきます。
ロッド操作は基本両手で
ラインさばきとも関係してくるのですが、
フリッピングロッドの操作は基本両手で
行います。
ルアーをプレゼンテーションしたあと、
ラインを持っていた手をロッドの
バット部にあててバイトに備えます。
ポンバクの場合、
このまま両手でフッキングから
一気にカバーの外へバスを出して
しまわないといけません。
その動作を片手で出来るのは
プロレスラー並みの腕力の持ち主
でないと無理でしょう。
非力なワタクシですと、
やはりバット部をもって
引っこ抜く感じになりますね。
最悪、
さらに右手を左手の前に添えたり、
なんてことももあります。
結局ロッドのあっちゃこっちゃを持って
泥臭くランディングしたりします。
使い方いろいろ
フリッピンロッド、いろいろ使えます。
大規模なウッドカバーに突っ込んだとき、
ふねを脱出させるためのポールにしたり、
同じくウッドカバーに船を付けて
アプローチするときに
ふねの勢いを殺すためのポールにしたり。
座礁したときに、
ふねを動かすためのポールにしたり。
竹のレイダウンをかきわけるための
ポールにしたり。
ほんとに便利な一本です。
ぜひ一家に一本。
